東北な温泉
肘折温泉・河原湯、突進レポ

河原湯

(肘折温泉共同浴場)
河原湯 - 肘折温泉の街並み河原湯 - 施設の外観 〒996-0301 山形県最上郡大蔵村肘折 TEL.0233-34-6106

入浴 200円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプーなし、セッケンなし

 9月、肘折温泉の商店街から離れた、北東側の小路にある地元民専用みたいな共同浴場、でも一般客でも入れる、「河原湯」にやって来ました。

 そこは入口が電子ロックなので、4~5軒東の管理人さん(青い屋根・張り紙あり/もしかして当番制なのかも)から、ロックを外して貰うことになっておりまして‥。で、面倒をかけるので嫌がられるかと思いきや「どうぞ、どうぞ」という応対でして、ロックを外すと「ごゆっくり」とおっしゃり、スタスタと帰って行きましてね~。

 して、こんな具合いなので、中には誰もいないもの、と普通に思っていたところ、ちゃんと先客さんがいらっしゃり、そりゃもうとても驚かされまして‥、マジで。
 
 それからしばらくすると誰もいなくなり、一人ぼっちの世界へ。浴室内を見回すと、そこは殺風景なコンクリートの打ちっぱなしで、壁の高いところに明り取りの小窓があるだけ。

 と、次第に牢屋にでも幽閉されているかのような錯覚におちいり、何か虚しい思いが立ち込めて来ましてね~。更には、チョロチョロとお湯の流れる音が寂しさに拍車をかけ、昔、教科書で読んだ井伏鱒二の「山椒魚は悲しんだ‥」のフレーズが頭の中に浮んで来たりして‥。

 さて、お風呂は小さめの湯船で、そこへ熱いお湯が注がれ掛け流しになっており、温度調節のために水も少し投入されているよう。その少々褐色に濁ったお湯は、鉄の匂いを呈し、肌をこするとまろやかにすべる、かなり濃い感じの温泉なのです。このすべりは一般気泡と炭酸水素の気泡のおかげかと思いまする。うん、こりゃ良い湯です。マツガイありません。

p.s.
 肘折温泉はかなりの山の中の、温泉旅館がギッシリと集中した小さな町。初めて来たので、何も分らずに狭い温泉街に車で入ってしまいましたが、車で温泉街に入るのは避けたいもの。日帰り入浴なら温泉街には入らず「肘折いで湯館」の駐車場を利用した方が良さそうです。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:組合3号源泉 75.6℃ pH6.8 ナトリウム 941, 塩素 1120, 硫酸 224, 炭酸水素 1005, メタケイ酸 165, 遊離二酸化炭素 267
河原湯 - 内湯
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