東北な温泉
温泉突進レポート

峯雲閣

(吹上温泉)
〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16 TEL.0229-86-2243

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)、混浴(露天1、野天1)
シャンプーなし、セッケンあり

 9月、鬼首の観光地、吹上間欠泉の奥にある、とっても珍しい滝湯(混浴だけど)がある宿「峯雲閣(ほううんかく)」にやって来ました。今日は天候が悪いのでお客さんは少ないかな~と思いながら来てみたら、とんでもありませぬ、他県ナンバーの車がずらりと駐車場を埋め尽くしておりましてね~。たまたまなのか、鳴子温泉中心部で私の後になった車が、この旅館までついて来たもので、ちょっとイヤになりましたのです。

 混浴はタオル巻き入浴もOKなので、家族連れやカップルも多く、家族揃って滝壷に入ったりで、なんだか裸の観光地とも。また「ゆゆぎ」という入浴用女性ワンピースも売られていて、実際に着ている人もおりましたよ。

 いや、これだけ開放感があると、混浴でも何の違和感も無いように感じてしまいますね~。まあでも男性グループでやって来た人々には、とてもエキサイティングなワンダーランドになっているようでしたけど。
 案外風流な館にて受付を済ませ、奥の奥の浴場へ。

 まずは最初に内湯があり、その外に何気なく見えるは混浴露天風呂。内湯を普通に無視して、外の露天風呂へ。すぐにあったのが、川べりの通路の脇にある露天風呂でありまして、そこにはカップルもおりますぞよーん。

 ま、そこを通り過ぎ、名物の奥の湯滝の野天風呂へまいります。そして流れのまま、足を突っ込んでみると「あち~っ!」。それはなんと熱湯でありまして。どうやら滝壷の右側からホースで別源泉を投入している所にピンポイントに。まあ川自体も温泉なんですが、少しぬるいので別源泉を投入しているみたいなんですね。

 それから滝の下まで突撃してみれば、これが野趣満点。こんな滝湯は他では味わえません。足元は川そのもので、石ころがゴツゴツして痛いのなんの。滝壺のほとんどの所は浅いようですが、滝の真下だけは丁度良い深さ。画像ではよく分からないかも知れませんが、滝の中にいらっしゃいますのよ、お一人様。そんな温泉の楽しみ方もあったのか~。

 1日楽しみたいところですが、1時間までなんです。そうじゃないと、お客さんで溢れかえり、大変なことになりそうですから。えーと、いちおう温泉(内湯)のことを申し上げておきますと、無色透明で匂い無し、スベスベする肌触りのさっぱりした気持ちの良いお湯でございました。川の温泉? 泉質なんて、もうどうでもよくなりませんか~。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:吹上の湯(掘削泉と自然湧出)混合泉 92.2℃ pH8.8

ナトリウム 271, 塩素 339, メタケイ酸 168, メタホウ酸 138



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©東北な温泉0309 , 17rw , Update:2024/09/17