11月、蔵王連峰のふもとに小さな温泉街を形成する鎌先温泉の一番奥、小高い所で宿を営む「一条旅館」にやって参りました。して、温泉街の坂道を上って行くと、左側に名物の木造4階建ての湯治棟が建っており、その対面(右側)にある比較的新しい本館と、時代がかった渡り廊下で繋がる構造に‥。で、左右どちらが入り口なのか悩んだ末、適当に右側の本館の方に飛び込んでみると、そこには、まるで見ていたかのように、女将さんが待ち構えておりましたのよ~。
そうそう、ここで湯治をしたことがある知人の話では、湯治棟の部屋には火鉢が用意され、それが何とも風情があると‥。心配せずとも、火鉢だけでは寒いと感じる人にはオイルヒーターも追加されるそうです。
んと、駐車場は温泉街の真ん中にある共同駐車場とは別に、一条旅館専用のものが温泉街の入り口、幹線道路沿いにドデーンとありましたです。
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で、料金を払うと、女将さんが懇切丁寧に、旅館の中とお風呂の場所を案内してくれまして‥。まあ、館内は入り組んでいて、わけが分からなくなる程なので、面倒くさがらずにちゃんと聞いておきましょう。‥後で迷子になった自分への戒めですけど~。
して途中、無料の休憩所(テーブルと椅子あり)があったので、そこでしばし休み、美味しい水を飲み、窓から温泉街を見渡すと、そこには風情のある湯治場の景色が広がっておりましてね~。はい、この古い家屋の並びは、なんとも言えない味わいを醸し出しておりまするよ~。
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