東北な温泉
温泉突進レポート

一条旅館

(鎌先温泉)
〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-48 TEL.0224-26-2151

入浴、休憩、宿泊、湯治
男女別(内湯2、露天風呂1)、家族風呂
シャンプー・セッケンあり


※2011.06 日帰り入浴が不可に

 11月、蔵王連峰のふもとに小さな温泉街を形成する鎌先温泉の一番奥、小高い所で宿を営む「一条旅館」にやって参りました。して、温泉街の坂道を上って行くと、左側に名物の木造4階建ての湯治棟が建っており、その対面(右側)にある比較的新しい本館と、時代がかった渡り廊下で繋がる構造に。で、左右どちらが入り口なのか悩んだ末、適当に右側の本館の方に飛び込んでみると、そこには、まるで見ていたかのように、女将さんが待ち構えておりましたのです。

 そうそう、ここで湯治をしたことがある知人の話では、湯治棟の部屋には火鉢が用意され、それが何とも風情があると。心配せずとも、火鉢だけでは寒いと感じる人にはオイルヒーターも追加されるそうです。

 んと、駐車場は温泉街の真ん中にある共同駐車場とは別に、一条旅館専用のものが温泉街の入り口、幹線道路沿いにドデーンとありましたです。
 で、料金を払うと、女将さんが懇切丁寧に、旅館の中とお風呂の場所を案内してくれまして。まあ、館内は入り組んでいて、わけが分からなくなる程なので、面倒くさがらずにちゃんと聞いておきましょう。‥後で迷子になった自分への戒めですけど~。

 して途中、無料の休憩所(テーブルと椅子あり)があったので、そこでしばし休み、美味しい水を飲み、窓から温泉街を見渡すと、そこには風情のある湯治場の景色が広がっておりましてね~。はい、この古い家屋の並びは、なんとも言えない味わいを醸し出しておりますね~。




新浴場(内湯、露天)、旧浴場の順
 と、お風呂は新浴場と旧浴場の2箇所に分かれていて、どちらも今いる本館にあり、新浴場の方には露天風呂と内湯があるので、まずはそちらに向かってみましょうぞ~。

 で、奥の奥にある浴場は、比較的大きな内湯と、外にある岩囲みの露天風呂とで構成され。浸かってみますと、お湯は無色透明で匂いはなく、肌をこするとツルツルする感触で、少しぬるめですが、気持ちの良いもの。んと、いつまでも入り続けたい、ソフトなお湯に感じました。

 ‥今は紅葉の季節、外に見えるモミジが鮮やかで、とてもキレイでございますね~。

 それから、もう1つの旧浴場にも行ってはみたんですが、混浴と勘違いして入らず。男女を分ける中間のドアが開いていたか(?)。何を勘違いしたんでしょう、まぼろし~。

泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性中性低温泉
源泉名:鎌先の湯 31℃ pH6.9
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©東北な温泉0211 , 18rw , Update:2024/09/17