東北な温泉
温泉突進レポート

木村屋旅館

(鎌先温泉)
〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-51 TEL.0224-26-2161

入浴 500円
入浴、休憩(別途料金)、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1)混浴岩風呂1、貸切内湯1
シャンプー・セッケンあり
※2020/03、閉館

 5月、鎌先温泉街の一番高いところにある「木村屋旅館」にやって来ました。温泉街入り口の広場的駐車場から静かな温泉街を歩いて行くと、細い路地の階段を上った所でトラ猫(よく見りゃ三つ目だ)に出くわし。と、妙なんですが、そのトラ猫は案内でもしてくれるかのように私の少し先を歩いて行きましてね~。

 で、宿に着き中に入ると、そこにも猫(黒猫)がいて、それは珍しくヒモでつながれ、そのヒモがフロントの奥へと延びており。ほんで「あれ~」と不思議そうに見ていると「招き猫ですよ」と番頭さんがボソッと。
 ここには天狗風呂という混浴内湯の岩風呂がある筈ですが、日帰り入浴だからか、それは飛ばされ、最上階のお風呂へとご案内。して、そこは高台に建っている上に、最上階という鎌先一の絶好のスポット。そこからは小ぢんまりと密集した鎌先の温泉街が一望で、まさに最高の眺望なのです。が、ウットリしてしまって、写真撮り忘れ。

 さて、そこには内湯と露天風呂があり、内湯は少し青色に濁ったお湯で、土から出てきた感じやらが複雑に混じった、何とも言えない匂いが致します。と、熱いお湯の注ぎ口の奥にもう一つ注ぎ口があり、チョロチョロと蛇口からぬるいお湯が注がれていて。そのお湯の匂いを嗅ぐと、すこぶる鉄の匂いが致しましたので、たぶんこれが源泉なのだと。

 次、露天風呂に出てみますと、こちらは内湯と違って茶色に濁り、また茶色の湯ノ花が大量に舞い、湯船の縁には成長した茶色の析出物が沢山付いておりまして。うほ~、露天風呂はなかなか良い雰囲気で、すがすがしくて気持ち良いですね~。いやでも、どうなんでしょう、露天風呂と内湯のお湯の違い。んー、ちょっと。

泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性中性低温泉 源泉:新湯 33.9℃ pH7.1

ナトリウム 712, カルシウム 106, 塩素 668, 硫酸 561, 炭酸水素 366 加水なし・加温・掛け流し(分析:平成21年)



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©東北な温泉0305 , 18rw , Update:2024/09/17