東北な温泉
温泉突進レポート

黒滝温泉・のぞみの湯

(奥州市)
〒029-4491 岩手県奥州市衣川区上立沢112 TEL.0197-52-3150

入浴 500円
入浴、広間(無料)、売店、食事、個室(別料金)
男女別(内湯1)
シャンプーなし、セッケンあり


※2004年、改修して黒滝温泉・のぞみの湯へ
※2024.03、閉鎖

 10月、奥羽山脈のふもと、地元以外の人が足を踏み入れることがないような、衣川の奥にある公営の日帰り温泉「黒滝温泉」にやって来ました。んー、ここは目立ったランドマークもなしで、どうにも表現のしようのないところ。

 で、玄関には「高齢者コミュニティーセンター黄金」と書いてあり、どうもその施設も兼ねているようで、だいたいはお年寄りのお客さんでいっぱいなんザマスのよ~。
 受付を済ませ、とりあえずそこいらを一周してみると、浴場と反対奥に休憩広間があり、薄暗がりの中に、まばらな感じでお客さん達が寝転がっているところで。

 して、戻って浴場へ。と、脱衣所からガラス戸越しにお風呂が見え、なんとそれは女湯との仕切りが崖のようになっており、その上から滝のようにお湯が落ちてくる仕掛けに。と~、それにしても、凄いシブキですな~。近くの治山ダム上流の渓谷に黒滝という所があるそうで、たぶんそれを模して作った(及び命名した)ものだと思われますね~。

 で、ほほうと思いながら、浴室に突入。すると、ありゃ、いきなり塩素臭が漂って来まして。が、お風呂に入ってみるとそんな匂いは無かったので、もしかして入り口の洗い場を消毒した匂いだったのでしょうか。

 さて、お湯は無色透明で匂いは無く、すごくヌルヌルする肌触りの、気持ちのよい温泉です。掛け流しなのか(たまたまなのか)さざ波が来る度にお湯がチャップチャップと溢れ出て行くように見えました。んで、滝で霧状になった温泉が何だか気持ちよく、湯上り後、食塩泉の効果なのか、なかなか汗が引きませんでね~。

泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:黒滝温泉(のぞみの湯)38.4℃ pH8.1 掘削1300m(突撃当時、放射能泉というフレコミで)

ナトリウム 2030, 塩素 2010, 硫酸 1130, 炭酸水素 686, ラドン 2.69Ci(分析:平成26年)


※2006.12 最近買った温泉本を見たら、お風呂の感じが変わっていて、崖岩が無くなり普通のお風呂に。

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©東北な温泉0310 , 17rw , Update:2024/09/17