1月、宮城の県北、伊豆沼・長沼の南にある小さな町、南方町のちょっと外れにある民営の温泉施設「みなみかた温泉」にやって参りました。で、何しろ、ここに温泉があるらしい、ということしか知らなかったもので、あちこちで道を訪ねながら、やっとの事でたどり着きましてね~。
駐車場に入ると、ワンちゃんがプラスチックのバケツで一人(一匹)遊びをしているところ。とっても味のある表情でお出迎え‥。人間だと鼻でも垂らしている具合いですのじゃ~。
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受付を済ませて爆進すると、そこは廊下をぐるっと回った奥に浴場がある構造。で、浴室には2つの内湯が設けられ、外には小さな露天風呂も造られてあります。ここは、あまり知られていない温泉なので、内湯が一つぐらいあるだけだろうと思って来たら「え、こんなにあるの!」と驚きを‥。
して、内湯は掛け流しではないのですが、お湯がジャバジャバと注がれる、結構大きな湯船。また、お湯は黄色に濁っていて、ちょっと変わった(嗅ぎ慣れない)匂いがしてきます。そしてなぜか、ちょっとスベスベする肌触りを呈しておりました。
それから露天風呂の方は、ちょっと色の付いた透明な湯で、鉄系の沈殿物が浮遊していまして‥。あと、周りの雰囲気が、物置に居るような落ち着かないような、そんな最高のシチュエーションなのです。
お湯は保温性があるようで、湯上り後、体が熱くてなかなか服が着られません。少しして、やっと服を着て廊下に出てみると、2階の広間の方からカラオケの音が聞こえて来ましてね~。行ってみようかとも思ったのですが、こんなローカル色の強い所で、よそ者の私がふすまを開けたら‥(ありゃ誰だ?とジロジロ見られる→居たたまれなくなる)と妄想してしまい、突撃する勇気が萎えてしまいましたのよ。どうも、すみませ~ん。
泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性中性低温泉 源泉:原前の湯 28.1℃ pH7.1 |
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