東北な温泉

南川温泉


南川温泉

(南川ダム)
南川温泉 - 施設の外観 〒981-3625 宮城県黒川郡大和町吉田字立輪68-10 TEL.022-346-5030

男女別(内湯1)があるが、男湯のみ混浴として営業
シャンプーあり、セッケンあり


※2012.02現在 閉鎖しているもよう

 8月、南川ダム(七ツ森湖)にかかる橋を北側に渡るとすぐ正面にある、一般民家のような「南川温泉」にやって来ました。いちおう南川温泉の看板があるので温泉だと分かるのですが、知らないとなかなか入っては行けない、そんな雰囲気なのです。

 一般道から短い坂道を上って庭に入ると、そこには大人しくて黒いワンちゃんがまどろんでいて、母屋の居間ではお婆ちゃんが徒然をなぐさむように外を眺め、日がな一日を過ごしているようでした。また、振り返ると目の前はすぐに七ツ森湖が広がっており、おう、風光明媚とはこのことだな~とね~。
 のんびりビームにやられてしまってマゴついていると、どこからか女将さんが外に出て来まして‥。で「入浴できますか?」と尋ねると「今日はまだ入れないんですよ‥。あっ、ちょっと待って下さい」とおっしゃり、スタスタと左奥の温泉館(そういう名前かは知らない)の方に行ってしまい‥。しばらくすると、中から旦那さんがニコニコしながらお出ましになり「どうぞどうぞ!」とこたえ、またどっかへ行ってしまいましてね~。

 して、わたくしはポカンと口を開けながら、たぶん、そういう事なんだろう、と館内へ。と、そこには休憩室と宿泊用の部屋、男湯と女湯の浴場があり、今日は男湯のみに入れるようになっていたんですわな~。

 で、その男湯にコワゴワ突進してみますと、そこは窓が無い浴室で、なんだか少し大きめのポリ浴槽がしつらえてあり、その浴槽端の岩から、ぬるい源泉がチョロチョロと注がれ、ショッパイ匂いがしてくるような。あと、浴槽の中のお湯がかなり熱くて、おもいっきり水でうめなければならなく‥。しかもホースが無いのでシャワーで‥。

 スッタモンダしながら、掛け湯をして汗を流したりし、湯温が下がるのを待つことしばし。丁度良い温度になったころに浸かってみると、それはツルツルする肌触りのアルカリ性のもので、源泉自体は濃い感じも。あ~、なんか、結構良い源泉なのにな~、温度が低いのがおしい。

 ‥使われていない女湯は、タイル張りの少し大きな浴槽で、窓もあるんですものね~。がっかり‥。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性低温泉 源泉:南川温泉 26.6℃ pH8.0

ナトリウム 1077

南川温泉 - 休憩室南川温泉 - 内湯
宿泊は大崎市ホテル一覧
©東北な温泉