東北な温泉
温泉突進レポート

不二やホテル

(大鰐温泉)
〒038-0212 青森県南津軽郡大鰐町大字蔵館字川原田63 TEL.0172-48-3221

入浴 500円(日曜・祝日のみ利用可)
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1、サウナ)
シャンプー・セッケンあり

 4月、町の中心部が温泉街みたいな、ちょっとゴチャゴチャした感のある大鰐町へ。で、その町外れに静かにたたず宿「不二やホテル」にやって来ました。なんか、町の裏通りを走っていたらヒョイと現れて、ヒョイと入ったような。そしてすぐ脇には、平川が流れていたんですね~。

 と、ホテルはまだ新しく、きれいな4階建ての構え。して、館内にはあちこちに歴史物の絵などが飾られてあり、それが人々を日常から離れさせ、青森ワールドへと誘(いざな)うのです。
(宿泊)
 さて、受付後、部屋に通され、そこへ荷物を放り置いて浴場へ。するとそこには、大きな細長いジャグジー付きの内湯が横たわっており、その全面ガラス張りの窓の外には、池のように大きな露天岩風呂が設けられてありました。

 して、浸かってみると、お湯は無色透明で匂いのないサッパリとしたもので、それは窓際の湯口からは熱いまま注がれ、掛け流されています。まあ、特徴の無いお湯ですが、ジャグジー付きのデカイお風呂はマンザラでもなく、気持ち良く浸かれました。んーと、入浴しているお客さんの数が、宿泊客を超えていると思われ、おそらく日帰り客もいるのかと。

 それで、夕食はレストランにて頂き、一品ずつ運ばれてくるシステム。で、料理はとてもおいしい日本料理で、サービスが良いというか、心配りがなされていて大変満足致しまして。

 まあ、一応体験談として書いておきますが、出てきた毛蟹が風呂上りの〝ふやけた手〟にとても痛く。なので、本当は食べたかったのに、半分残してしまいましてね~。んー、遠慮しないで蟹用ハサミを借りればよかったな~、と今頃反省し。

 あとは、寝具の掛け布団が羽毛布団で、また敷布団は指圧用みたいなデコボコ付きで、とても気分良く眠れました。なんかここは新しいタイプの観光ホテルをめざしているような、そんな斬新さを感じ。そう、とても良い宿だと思うべな~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉名:大鰐統合源泉(青柳3号、植田2号、赤湯2号、石原) 68.4℃ pH 7.2

ナトリウム 641, カルシウム 174, 塩素 906, 硫酸 425, 炭酸水素 119(分析:平成14年)


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©東北な温泉0204 , 19rw , Update:2024/09/17