東北な温泉
温泉突進レポート

さくら亭(釜房)

〒989-1505 宮城県柴田郡川崎町小野字太平山6-5 TEL.0224-86-2720

入浴 300円
入浴、食事、休憩、岩盤浴
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2007年廃業、2008年3月焼失

 8月、釜房ダムのすぐ下の林の中にポツンとある温泉浴場「さくら亭」にやって来ました。と、隣にさくら館という多目的ホール(カラオケをやっていた)があり、それが渡り廊下で繋がっていたりして、あ、なんじゃ、何屋さんなの、ここは~。

 そうそう、以前、この施設の前を通ったのですが、名前が浴場らしくないので、全然浴場だと気がつきませんで。して、結構穴場的存在ですが、最近は情報誌などで知られ、ちらほらお客さんが来ているようでした。
 受付を済ませて、2Fの個室へ。実は個室利用でも込み込みで1300円なので、ちょっと奮発して個室をとってしまいましてね~。広間休憩なら1000円ですが、テーブルが4つしかない小さな部屋では、ちょっと他人同士では気まずいと思い。

 で、昼食にイカ焼き定食(1100円)を頼むと、部屋まで運んで貰えますのよ。ん? すみません、写真のイカは、右端の1個を食べてしまった後のもの。これが、旅館の料理のようにおいしい定食でございましてね~。

 と、山の中なので、きっと静かに過ごせる(昼寝が出来る)と思って来たものの、思わぬセミの大合唱の歓待を受け、そんなにイヤなわけではありませんが、眠ることはできず。んー、自然の事なので、なんとも仕方ありませぬ~。

 さて、1Fの浴場に向ってみると、そこには大きくて長い湯船があり、龍の蛇口から勢いよく熱いお湯が注がれ、掛け流しかどうかは微妙に。お湯は少し茶黄色に濁っていて、かすかに温泉の匂いがあるもよう。説明にはろ過していると書いてありましたが、湯ノ花も少し舞っているようなんですね~。して、これがまた熱いお湯なもので、そう長くは浸かっていられないのです。んと、カラスの行水だと、損した気分にもなりますけどね~。

 と、後から入ってきた常連と思しきおじいさんが「いい湯だろう」と、他のお客さんに自慢げに話しているのを聞き、なるほど良い湯だ、と私も納得してしまったんですよね~。(‥まだ温泉巡り初心者のころ)。

泉質:含鉄・二酸化炭素・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性温泉 井戸水+時々温泉をプラス(2004年宮城県調査による)


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©東北な温泉0208 , 18rw , Update:2024/09/17