東北な温泉
温泉突進レポート

山菜荘

(秋保温泉)


〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師20 TEL.022-398-2646

入浴 500円
入浴、広間(1000円)、宿泊
男性(内湯1)、女性(内湯2)、混浴大浴場1
シャンプー・セッケンあり


※2018.04 破産手続きへ

 3月、仙台の奥座敷、秋保温泉の中心部に建つ静かな旅館「山菜荘」にやって来ました。見ればだいたい中規模の旅館ですが、大規模ホテルが立ち並ぶ秋保温泉にあっては、自然に小さく見えてしまうのです。

 ここは牛乳風呂を前面に出しているので、なんとなく敬遠しておりましたが、今回思い切って突撃してみることに。今日はお彼岸で、旅館の前にあるスーパーさいち(おはぎが有名)への車がいっぱいで、もともと狭い道がたいへんな渋滞なんですワ。
 さて、1F大浴場はフロントとは別棟にあるので、一度エレベーターで2Fに昇って渡り廊下を行き、そしてまた下りる道のりに。着いてみたら、浴室の入り口には「只今の時間は混浴時間‥」と表示してあり「あ゛~!」とオドロキ、2歩後退。

「え、秋保にも混浴があるの?」と思いながら中に入ると、大きな浴槽にはお湯を溜めている最中で、まだ半分くらいまでしか溜まっておりませぬ(ほぼ満タンの写真は帰りにもう一度撮影)。それから塀を隔てた奥に、乳白色のお湯がブクブクしている小さな浴槽があり、こちらも半分くらいの湯量。どうも午後が入り時のようですね。‥3Fの内湯はお湯が満たされていたので、午前中はそちらに入るのがよいのでしょう。

 とりあえず珍しさもあって最初に乳白色の牛乳風呂に飛び込んでみれば、なんじゃこりゃ~、硫黄泉ではありませぬか~。説明を見ると、硫黄剤と牛乳を入れたと書いてあるぞよ~。して、牛乳の匂いはなく、硫黄の匂いだけがプワーンといたします。変なことになるのではないかと心配したものですが、大丈夫。んー、いや、なかなか面白いお風呂でございます。‥たぶんこれはハップ剤使用なのでしょう。

 えーと、お湯張りが途中だった大きな浴槽の方は、無色透明で無臭のさっぱりしたお湯。半分しか溜まっていないお湯を、寝湯のようにして(後から来た知らないオジサンと一緒に仲良く)浸かりましたのです。

 ここは秋保にしては静かで、ゆったり時間が流れ、気分も良く、リフレッシュ致しました。なんじゃか、とっても不思議な所でしてね~。

泉質:水道水(2004年宮城県の調査による)


1Fの大浴場、牛乳風呂、3F内湯(男)の順
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©東北な温泉0303 , 17rw , Update:2024/09/18