東北な温泉
温泉突進レポート

東屋旅館

(白布温泉)

〒992-1472 山形県米沢市大字関白布温泉 TEL.0238-55-2011

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)混浴1、家族1
シャンプー・セッケンあり
標高 約850m

 9月、白布温泉(しらぶおんせん)の名物旅館の一つ「東屋旅館(ひがしやりょかん)」にやって来ました。白布温泉は東屋、中屋、西屋の3軒の茅葺屋根が有名で、それは外国人もこぞって訪れる歴史的な建物だったのです。が、残念ながら平成12年の火災で東屋と中屋が焼失し、今は西屋のみが茅葺屋根を残すだけに。

 で、新しくなったこの東屋は木造のちょっと近代的な建物ですが、落ち着きのある館内は、今めかしくともマンザラ悪くはありません。また、旅館に上る小道の両脇には、湯煙りと共に大量のお湯が流されていて、そりゃもう、もったいないくらいでございました。
 で、日帰り入浴時間(11:00~)の5分前にロビーに入ってみれば、そこには既に10人くらいのお客さんが待っているところ。して、時間になると番頭さんが入浴開始を伝え、みなさんがフロントで料金を払い、ぞろぞろと浴場へ。

 さてと、まずはメインの伝統ある内湯へ。と、そこは木の塀で囲まれたお風呂で、打たせ湯のような3筋のお湯が、湯量豊富にバシャバシャと注がれており、それがなんだか、とっても気持ちの良い空間。お湯は無色透明でちょっと温泉の匂いを放ち、肌をこするとちょっとツルツルする、まあ、さっぱり感覚の温泉ですね~。

 次、外にある露天風呂に向かうと、それはお風呂の真ん中の岩からお湯が溢れ出る趣向の大きな岩風呂。それで、脇のドテの上に女湯の露天風呂があるらしく、そちらからもお湯が流れ落ちて来ていました。‥ちなみに、女湯の露天風呂はちょっと小さいらしいです。

 それからもう1つ、石風呂という浴室が2階にあり、こちらはどうも混浴になっているよう。実は最初に、ちょっくら皆さんとは別行動をとり、このお風呂をのぞきに行くと、こちらも湯量豊富に掛け流された、キレイで気持ち良さそうなお風呂でありました。一人でゆったり入ろうかとも思いましたが、混浴でもあり、オバサマ達が入ってきたら困るので、やめて皆さんの方へ。

 そうそう、帰りに廊下を歩いていると、女湯から一人のオバチャマが全裸で出て来て、バスタオルで前だけ隠して「キャーッ」と騒ぎながら、あの石風呂の方に駆けて行くではありませぬか~。黙って静かに行けばよいものを騒ぎながら行くもので、つい振り返ってしまい。あ~、また見たくないものを見てしまった。ヤメチクレ。

泉質:カルシウム-硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:白布1号、2号、3号泉 56.8℃ pH7.5

カルシウム 280, 硫酸 724, メタケイ酸 103



内湯、露天風呂、石風呂の順
宿泊は白布温泉ホテル一覧
©東北な温泉0209 , 18rw , Update:2024/09/17