東北な温泉
温泉突進レポート

白石温泉 薬師の湯

(白石市)
〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字薬師堂28-2 TEL.0224-48-4126

入浴 520円
入浴、食事、宿泊、ゲートB
男女別(内湯1)+露天風呂
シャンプー・セッケンあり


※2007年 「かんぽの宿白石」→老人福祉センターを兼ねた「白石温泉 薬師の湯」としてリニューアル。足湯と露天風呂が増えたもよう。内湯は写真を見る限り、前と同じ形。

 8月、白石市街の西側を走る国道(R4)を越えた先、その高台にそびえ建つ白い建物「かんぽの宿白石」にやって来ました。北から国道(R4)を南下して来ると、小さいながら案内看板があり、難なくたどり着いて、気分もよろしの晴天の日。ここは基本的に宿泊施設なので、日帰り入浴の時間が短くなっているのが(当時10:00~15:00)、少し残念でございました。
 受付を済ませ、広間はどこかとキョロキョロしていると、ロビーでテキヤ的に店を広げていたオジサンが、親切に「広間は向こうで、お風呂は2階だよ」と教えてくれるのでした。

 教えられた通りに2階に上がり、浴場へ。すると、脱衣所には大勢のお爺ちゃんがおり、あ~、大混雑か~、と思っていたら、浴室には何故かたった一人のお爺ちゃんしか居なく。ありゃ~、なんだか集団行動しているみたいですの~。

 さて、浴室には湯船が2つあり、一つはジェットバス付きで、もう一つは緩やかにお湯が対流し、ご覧の通り、お湯がこぼれ出るのを表面張力でじっとこらえる、世にも不思議なお風呂。どちらも微妙に湯船の一部から、お湯がオーバーフローしており、無色透明で源泉自体には匂いもない、さっぱりした感じの温泉でありました。

 湯上り後、広間で休んでいると、いきなりお年寄りパワー炸裂のカラオケ大会が始まりましたのです。その元気の良さにたまげていると、こんどは私にも「歌いなさい!」とマイクを向けてくるではあ~りませんか。たぶん、私に気遣って勧めてくれたのだと思われますが(シラフではとても)歌えないので、カンベンしてくださいまし~。

 帰り、別の場所にも広間があるのを見つけてのぞいてみれば、こちらは少し狭く、でも、昼寝族が静かに横たわってグーグー。こちらが私達(疲れたサラリーマン)の居場所だったみたい。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:白石温泉 56.8℃ pH7.9 40.9L/M 動力揚湯

ナトリウム 1549, カルシウム 408, ‥ 塩素 2027, ‥(分析:平成13年) 少し塩素臭あり



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©東北な温泉0208 , 17rw , Update:2024/09/18