東北な温泉

すぱ鬼首の湯


すぱ鬼首の湯

(鬼首温泉)
すぱ鬼首の湯 - 施設の外観すぱ鬼首の湯 - 施設のエントランス 〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首本宮原23-38 TEL.0229-86-2493

入浴 600円
入浴、レストラン&売店が隣接
冬期閉鎖
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 5月、鳴子ダム(荒雄湖)のシッポ付近で国道108号線から分かれ、吹上温泉の方へ上って行くと、その山間に開けた平地にある「すぱ鬼首の湯」にやって来ました。

 駐車場から奥へ進むとすぐにレストランの建物があり、ここがなんか受付っぽい空気を醸し出しておりましたが、中に入って見回してみても温泉の「お」の字もないのです。「ありゃ」っと思って外に出て辺りを見渡すと、その先の建物に「すぱ鬼首の湯」と書かれた三角屋根があり、そこが温泉入口になっているのでした。
 中に入るとキャンプ場の事務所を兼ねた受付があり、そこで料金を払って奥の浴場へ向かいます。何かここは日帰り温泉や旅館などの雰囲気とは違い、役場的で公共施設的な空気が流れておりましてね~。

 で、受付前の小さな待合室からキャンプ場の方を眺めると、キャンプをしている人たちのテントと車が遠くに見え、また事務所の奥には、キャンプのお客さん用のコインランドリーや売店などもあるんですよ~。

 さて本題の浴場に参りますと、脱衣所も浴室も広い造りで(まだ)どこもかしこもキレイなのです。今日の男湯は「タイルの湯」の内湯と「レンガの湯」の露天風呂で、タイミングは分かりませんが男女で入れ替わるもよう。‥女湯は「木の湯」と「岩の湯」だそうで。

 して、誰もいない大きな内湯へドボン。そのお湯はツルツルした肌触りで、無色透明で匂い無しの、勿論かけ流しの温泉です。はい、マンザラ悪くはありませぬ。

 次、外へ出てみると、こちらも大きなお風呂で、ちょっとめずらしいU字型。あ~、ちょっと、あいにくの雨。あれー、誰もいないと思ったところ、先客が一人、雨の中奮闘中。最初は「え~?」と思ったものの、自分も負けじと根性で入浴。‥男は変な所で頑張る人種なんですのよ。‥しかめっ面(つら)までして入浴しなくても良いのにね~。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:白土源泉・通産省源泉・本宮原1号源泉混合泉 100.0℃ pH8.3

ナトリウム 212, 塩素 289, メタケイ酸 267(分析:平成17年)

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