東北な温泉
温泉突進レポート

舟形若あゆ温泉

(舟形町)
〒999-4605 山形県最上郡舟形町長沢8067 TEL.0233-32-3655

入浴 400円
入浴、広間(別途料金)、食事
男女別(内湯1、露天風呂1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 7月、山形県は舟形町の見晴らしの良い丘に建つ、木造りのシャレた外観の日帰り温泉「舟形若あゆ温泉」にやって来ました。と、駐車場にある「え、そこまでするか」と思える鮎のオブジェが印象的で、それは「鮎を食べずには帰れない」と人々に暗示をかけ、あなたも私も、まんまとその気にさせられてしまうものなのでございます。

 ここは丘の上からの眺めが良く、晴れた日には月山も見えるそうで。今日はここで一日過ごそうと思って来ましたが、到着した午前11時ごろ、もう超満員で休憩券も売り切れに(どうやら広間も人数制限をしているもよう)。で、今日は何やら演歌の催しがあるらしく、混んでいるのは、そのせいだったようでしてね~。
 券売機システムにて受付を済ませ、売店フロアから広間脇の廊下を通って奥の浴場へ。

 して浴室に入ってみますと、その窓側には長くて大きな内湯が設けられ、それに連なるように奥の窓の外に小さな露天風呂(写真でちょっと人影が見えるでしょうか)が続いておりました。

で、浸かってみると、お湯は豪快に注がれ掛け流されており、また湯船の中でも流れがあって、とても気持ちの良いお風呂なのです。あとは、淡い黄色に色付き、石油臭があり、炭酸水素の多いヌルヌルする肌触りを呈しておりますね~。えーと、お客さんがいっぱい居て、お祭り状態というか、落ち着かないというか。いやいや、良い湯には間違いありませんことよ~。

 と、そんな混雑状況なので、広間から溢れてロビーも寝転びありの座敷状態。で、そこで寝ていたお爺ちゃん・お婆ちゃんは日曜12:15になると、みんな一斉に起き上がり、NHKの「のど自慢」なるものをご覧遊ばすのでございました。

(つづき)
 お昼時の食堂も満員でしたが、外のデッキが少し空いていたので、そちらにて。

 んと、お約束の鮎の塩焼きを食べていると、突然「パン!」という音が聞こえて来て、あれ? 見ると、窓の下に小鳥がうずくまっているではありませぬか。よくよく見るとそれはメジロ。で、そっと見守っていると、それに気が付いたどこかのお爺ちゃんが捕まえようとしたのか近づいて行き、メジロは驚いてどこかへ飛んで行ってしまいましてね~。‥ハッピーエンドなんですか、これは~。

鮎の塩焼き350円:まあまあ旨い、ざるそば400円:まあまあ

泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性弱アルカリ性高温泉 源泉:舟形町2号泉 49.8℃ pH7.5

ナトリウム 4575, 塩素 6907, 炭酸水素 446, メタホウ酸 122(分析:平成21年)



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©東北な温泉0307 , 18rw , Update:2024/09/17