東北な温泉
温泉突進レポート

やくらいウォーターパーク



〒981-4375 宮城県加美町味ケ袋薬莱原1-333 TEL.0229-68-1133

入浴 600円
入浴、休憩(広間無料)、レストラン、プール
男女別(内湯1、露天風呂1)
シャンプー・セッケンあり


※2003.04 平成の合併で、小野田町→加美町へ

 3月、小野田町のやくらい山のふもとにある、温水プールがメインの施設「やくらいウォーターパーク」にやって来ました。名前がプールっぽいのですが、温泉もあるというので、とりあえず突進してみると、町営でこんな山の中にこんな凄いものを造っていいものかと思うくらい、それはとても立派な建物でして。

 あとは、隣に「やくらい薬師の湯」や、地元産品の直売所などがあり、更にまた近くにはゴルフ場なんかもあるんですよね~。
 土曜日の午後2時ごろに来てみると、温泉ゴールデンタイムにもかかわらず大広間に空きがあり「うっしっし~」と寝ぐら席を確保。して、窓の真正面に見える〝やくらい山〟がとってもキレイで、景色なども悪くはありませんぞ~。んーと、山というものは写真だとイマイチですが、実際に目の前にすると壮観なものなんですよね~。

 ここには色んなプールがあり、ウォータースライダーや流れるプール、25mプールなども。他にレストランや売店なども揃い、要求に迫られたのか沢山の水着も売られておりましてね~。他の温泉施設だとお年寄りばかりですが、ここは若い家族連れが多く、子供たちのはしゃぐ姿が、温泉巡りではなんだか珍しくて。

 さてと、受付を済ませて奥の浴場へ。と、そこにはまあまあの大きさの内湯と露天風呂があり、浸かってみると、それは無色透明で匂いの無い、さっぱりとしたお湯でして。で、露天風呂からは広い草地や、その先に林が見え、なんだかとっても開放的なのです。今日の露天風呂には小雪と共に冷たい風がビュービューと吹き込み、一見悲惨な状況にも思えるのですが、それはそれ、お風呂に浸かるとこれがなんとも気持ちが良いのです。冬の露天風呂は、口では言い表せない(両極端の)極地の世界、是非一度お試しを!

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性低温泉 源泉:薬莱高原2号源泉 33.0℃ pH7.2

ナトリウム 3250, マグネシウム 107, カルシウム 934, 塩素 6238, 硫酸 839, 炭酸水素 105, メタケイ酸 104, メタホウ酸 210(分析:平成4年9月)


☆2010年春から新源泉を使用しているもよう。

「2008.10 また突撃しました」
 まあ、施設全体は変わりがないように思います。お湯は(今日は)少しぬるめですが、掛け流しになっており、また循環加熱で消毒をしておりますが、加水無しで源泉のみを投入しているよう。と、たまたま口に入ったお湯は、塩化物泉らしくかなりショッパイ味。入浴中の肌触りは、ナトリウムが多いためか弱アルカリ性のように、ちょっぴりツルッとし、入浴後も(塩素消毒も手伝ってか)、かなり手がツルツルになっておりました。

 秋の高原の露天風呂は、すがすがしい風が通り抜け、とても気持ちようございましたよ~。


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©東北な温泉0203 , 17rw , Update:2024/09/17