東北な温泉
温泉突進レポート

山田の湯

(七ツ森)
〒981-3624 宮城県黒川郡大和町宮床字松倉29 TEL.022-346-2537

入浴、個室休憩、宿泊、湯治
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2010.05 一度再開した後、やっぱり閉館へ

 7月、大和町の総合運動公園の裏にひっそりとたたずひなびた湯治宿「山田の湯」にやって来ました。来る途中、ふと宿の看板を見つけ、その案内に従って進むと、林の奥の突き当たりに建物が見えてきて、おう、ここだここだと(当時googleマップもなく、カーナビも雑で)。

 ‥どうでもよいですが、この先へ通じる道を(今)造っているようなので、そのうち突き当たりではなくなるのでしょう。
 中に入ると意表をついてプリティーな若いお嬢さんが出迎え(というよりも料金の徴収に)「お風呂は奥の左側です」と冷静に案内してくれました。ちなみにそれは1番目写真の暖簾のところ。あとは突き当たりがトイレ(そこまで言わんでもよし!)。

 して、浴室には大きな窓があり、なぜか外に祠(ほこら)が、どうぞ拝んでくださいとばかりにあるのです。で、お湯に浸かった後に念入りにお参りしようと思っていたら、にわかにおじさんが入って来たもので、そのタイミングを逃してしまい、どうしようかと。まあでも、しばらくしてからガバッと立ち上がり、裸で拝んでおきましたけどね~。んー、フリチンって締りがなく、神妙な気持ちに水を差すような。

 と、そのおじさんは「神経痛だ!」と独り言のように呟きながら、お湯の中でしきりに足をもんでおりまして。黙って足の裏を触っていると他の病気と間違われるので、わざわざ「神経痛だ」と聞こえるようにおっしゃったのだと思われます。

 さて、お湯は無色透明で匂いはなく、肌触りが少しツルツルする感触のもの。まあ、一応チョロチョロではありますが、お湯が注がれてはおりますけど。この辺の七ツ森霊泉郷と称する鉱泉では、お湯が注がれていない場合が多く、このようにお湯が注がれているのは、ありがたいものですぞ~。

泉質:湧水他(2004年宮城県調査による)


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©東北な温泉0207 , 18rw , Update:2024/09/17