東北な温泉
温泉突進レポート

下の湯共同湯(熱塩温泉)

〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩 TEL.0241-36-3137

入浴 200円(外来者)
入浴のみ
男女ほぼ一緒の空間の内湯1ずつ
シャンプー・セッケンなし

 11月、喜多方市の北部、日中ダムの手前の小高い丘の坂道にある、かな~りひなびた熱塩温泉の共同浴場「下の湯」にやって来ました。その温泉街の最奥部に示現寺(じげんじ)という寺があったので、その広場に車を止めさせてもらい、突撃~。

 で、どうも角の叶屋商店(雑貨屋)のお婆ちゃんに200円を払うシステムのようで、そちらで支払いを済ませると「ゆっくり、おはいんなさい」と何度も告げられながら、隣にある水色の建物の共同浴場に向かったのでございます。
 して、倉庫にあるようなアルミ戸から中へ。するとそこには、通りからすぐ、いきなり脱衣所があり、その流れにうながされるまま服を脱いで何の気なしに浴室に入ろうとすると、おや~、なんだか2つの戸が。んー、どうも男湯と女湯の表示もくっ付いているような。え、今いるここはどこ~、。冷静に考えをまとめると、恐ろしいことにここは男女共用の脱衣所みたいだったんです~。

 で、間違って女湯の戸を開けてしまうと(誰も居ないからいいじゃん)、中には一応コンクリートのタイル張りの塀があるものの、脇から男湯と女湯がちゃんと御覧いただける構造になっているではあ~りませぬか。と、キツネにつままれた気分にて、一応、男湯の戸から入り直してみても、特段変わった様子はなく。

 さてと‥、タイル張りのお風呂には、少し笹色がかったお湯がとうとうと注がれ、掛け流されており。浸かってみると、カルシウムが大量に存在するためかキシキシする肌触りで、また笹色の温泉によくある粘土系の匂いもあるもよう。まあ、いい湯なんですけど、とにかく熱くて、そして濃い塩化物泉でもあり、本当に熱塩温泉だな~と苦笑い致しましてね~。

 おそらく、これだけ熱いと炭酸水素や二酸化炭素がぬけてしまって、そのヌルヌル感が無くなってしまったんじゃないですかな~。ま、カルシウムの多さも反作用しているんでしょうけど。

 ‥温泉街の旅館の方にも入ってみたかったのですが、結構な料金が提示されていたもので、すみません、敗走~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性高温泉 源泉:熱塩温泉 72.0℃ pH7.0

ナトリウム 3916, カルシウム 1053, 塩素 6824, 硫酸 188, 炭酸水素 2098, 遊離二酸化炭素 591(分析:昭和26年)

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©東北な温泉0411 , 18rw , Update:2024/09/17