東北な温泉
温泉突進レポート

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉

(大船渡)


〒022-0005 岩手県大船渡市日頃市町赤坂西風山1-5 TEL.0192-22-5400

入浴 700円
入浴、広間(無料)、レストラン、直産売り場
男女別(内湯1、サウナ)
シャンプー・セッケンあり

2000年5月営業開始

 5月、大船渡市の町から五葉山へ12キロほど入ると、その中腹の五葉山県立自然公園の中に鷹生ダム(たこうダム)が現れ、そのすぐ上に日帰り温泉の「しゃくなげの湯っこ 五葉温泉」が私どもを待っておりました。

 と、玄関の脇には何故か、隣の陸前高田市出身の村上弘明さんのサインと写真が飾ってあり、ここ大船渡市出身の新沼謙治さんは「どうなったんだっけ?」と、懐かしくそして心配気味に思い出してしまったのです。ちなみに千昌夫さんも隣の陸前高田市出身で。‥まあ、写真を飾るなら、オトコマエの村上弘明さんということなんでしょうか~。
 館内に入ると中はまだ新しく、とても奇麗でようございます。で、ゲタ箱の鍵を受付に渡すと、それで入退館の時間を管理しているよう。それから売店の地元商品に目を引かれながら浴場に向かってみますと、ギザギザ型の一風変った様相のお風呂が横たわっておりましてね~。

 して、お湯は無色透明で無臭のさっぱりしたもので、大量にお湯が投入されてはいますが、出て行く量はそれよりも少なく、半循環のお風呂のようなのです。で、pH9.8と聞き知り、喜んで突撃してみたのですが、私の実感ではだいたいpH8.0くらいの感触で、少しだけスベスベする肌触りのお湯でございます。カランのお湯もアルカリ性だったので(髪を洗うと分かる)、温泉水を利用しているのだと。

 まあ、お風呂も洗い場も程ほどに広く、気持ちよく過せ、また外にも勝手に出られるので、涼んでいる(日向ぼっこかも)お客さんもおりましたのです。まあ、この辺りでは待ちに待った温泉なので、とても貴重で、小言をグダグダ言っては叱られそうなのです。

 ‥あと、売店で見つけた、きびソフトクリームを食べるのを忘れてしまったのが残念でなりませんのよ~。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性温泉 源泉:しゃくなげの湯っこ五葉温泉 36.1℃ pH9.8 掘削2000m、222L/M

炭酸水素 45, ラドン 1.57Ci(かなり単純です)


※実際のところ、その高深度掘削の設備がいつまで保つか心配してしまいます。

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©東北な温泉0405 , 18rw , Update:2024/09/17