東北な温泉
温泉突進レポート

三島温泉→ホテル三嶋の湯

(千厩町)
〒029-0803 岩手県一関市千厩町千厩字駒の沢234 TEL.0191-51-3880

入浴 650円
入浴、休憩、岩盤浴も、宿泊
男女別(内湯1)、男性内湯1、家族風呂1
シャンプーなし、セッケンあり


※知らないうちに、経営者も名前も変わり。三島温泉 → わくわくランド三島の湯 → 2017年現在は「ホテル三嶋の湯」に。

 3月、この地域唯一の温泉で、知る人ぞ知る(というか地元でしか知られていない)「三島温泉」にやって来ました。ここは大昔はたくさんのお客さんが訪れ賑わっておりましたが、車社会になった昨今では、遠くの温泉へワザワザ出かける人が増え、今ではすっかり閑散としておりましてね~。

 久しぶりに来てみると経営者が替わり、三島温泉という名称も変わってしまい、なんだか「わくわくランド三島の湯」という名に。ん~、首をうなだれ、戸惑うことしばし。あの~、以前の強力なひなびた感は、どこに行ってしまったのですか~。
 まあ夜だったこともあり、なかなか出てこない受付をなんとか済ませ、浴場へ。

 で、以前、お風呂は「ナイル風呂」という、混浴のようで混浴でない大浴場が名物で、小高い岩山をぐるっと回るように造られたU字型の湯船がその異様を誇っておりましてね~。それは入り口は男女別で、U字型のそれぞれの両端から入る構造。普通はU字型の真ん中辺りに仕切りがありそうなものですが、それも無く「どこからがどっちなのよ」みたいな、おおらかで無法地帯とでもいうべきお風呂だったのです。その上、昼間はいつもぬるく、なんとも悲壮感がありましてね~。

 今回来てみたら、そのU字型の頂点に木の塀ができていて、全体が普通のお風呂に変身してしまって、ありゃ~、ってな具合いだったのです。時は流れ、世の中も変わってゆくもんですな~。(写真は夜、しかも湯気で曇ってよく見えなく、どうもすみませぬ)。

 さて、お湯は無色透明で匂いなし、循環加熱のさっぱりしたもの。勢いよくお湯が注がれてはいますが、湯船の縁よりかなり低いところに水面があり、そこは前と変わらんな~と。えーと、昔の豪快なお風呂の時にレポートできなかったのが、とても残念で残念で。

泉質:単純冷鉱泉 - 源泉:不老の湯 -℃ pH-

炭酸水素 142, メタケイ酸 171(分析:昭和41年)


※2017年現在、温泉の表示はやめたようです。


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©東北な温泉0403 , 17rw , Update:2024/09/17