東北な温泉
温泉突進レポート

かつらの湯

(小原温泉共同浴場)


〒989-0233 宮城県白石市小原坂上66 TEL.0224-29-2031(公民館)

入浴 200円
入浴のみ
男女別(岩風呂1)
シャンプー・セッケンなし

カラン・シャワーあり(浄化設備がないので石鹸禁止)、駐車場にトイレあり

※2004年、地元温泉旅館が土地と温泉権を寄付、県の補助事業7千万円で建設

 10月、小原温泉の白石川沿いに最近できた公営の露天風呂「かつらの湯」にやって来ました。それが、実はこのお風呂、昔からあったものだそうで、ある時、川の増水で流されてしまって、それを今回復活させたもの。

 して、温泉街の「かつらや」前の広い駐車場に車を止め、遊歩道を川沿いに歩いて来ると、えっと思える川沿いシチュエーションが待ち構えておりましてね~。‥途中、つり橋があり、見ると川向こうの東屋にて、お父さん達が一杯やっていたり。
 で、浴場脇の小屋のおじさんシステムにて受付を済ませると、浴場の外の歩道側に下駄箱があるので、そこで靴を脱ぎ裸足で入ります。‥脱衣所が中にありますが、靴のまま入ってはいけませんことよ~。

 して、浴室は入口から3m程下りた岩穴にあり、そこは石造りの湯船と木造りの構造物からなる、案外立派な浴場。と、男女の湯船の境が木の塀なんですが、水面下は何故か(またしても)大きな隙間ありの格子になっていて。あら~、これって、どうやっても見えるのでは~、とも思いましたが、屈折の関係で見えないような気も。‥いや、おそらく計算しつくされていて、たぶん、見えないんじゃないかな~。

 お湯は、無色透明で匂いの無いさっぱりとしたもので、少しツルツルする肌触りがあり、湯量は少ないながらも掛け流しになっております。

 いや、なんでしょう、いいような悪いような、とっても〝その格子〟が気になるところ。と、造りたてなので浴場内は木の香りがプンプンとし、すぐ脇を流れる川音が穴の中にこだまし、ガンガンと鳴り響いていました。

 と、湯上り後に川脇のベンチに座り、辺りを眺めていると、普段見慣れない景色が脳内を刺激し、リフレッシュ。この辺は「碧玉渓(へきぎょくけい)」という名勝地だそうなんですね~。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:目の湯 53.2℃ pH7.9 加水・消毒あり


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©東北な温泉0410 , 18rw , Update:2024/09/17