東北な温泉
温泉突進レポート

奥おおえ柳川温泉

(大江町)


〒990-1274 山形県西村山郡大江町柳川1502-3 TEL.0237-64-2151

入浴 350円
入浴、広間(別途料金) 、宿泊
男女別(内湯1、露天1、蒸気浴)飲泉
シャンプー・セッケンあり

冬季は露天風呂なし

 4月、寒河江から西へ、朝日山地に分け入るように行くと、奥の奥の小高い山の中腹に建つ公営施設「奥おおえ柳川温泉」にやって来ました。道中は、ほとんどすれ違う車も無かったのですが、施設に着いてみるとたくさんのお客さんが居て、いつものように驚いてしまいましてね~。

 そんで、玄関脇には飲泉所があり、ポリタンクを抱えたお客さんがお湯を汲みに来ているよう。見ると、その水が流れ落ちて溜まる池が、繁殖した藻で緑色になり、なんとも不気味に見えて仕方ないのでした。
 さてと、受付を済ませ奥の方にある浴場へ向かうと、途中に「蒸気浴」という見たことのない看板があり、誘われるがままそちらへ。と、それはなんのことはないサウナみたいで。なので、引き返して最初に目指した浴場へ。

 して、たどり着いた浴場には、室内の半分を占有するように内湯があり、その大きな窓の外に露天風呂が設けられておりまして。で、内湯のお湯に浸かってみると、それは無色透明で匂いのない、さっぱりしたもの。また、肌をこするとスベスベするアルカリ性の温泉ですね~。はい、ちゃんと掛け流しになっておりますよ~。

 それから、次は外の露天風呂。こちらは温かい温泉に加え、かたわらで桜の花が開き、春の風がそよぎ、とっても気持ちが良いのです。また見上げれば、巣作りを始めたツバメが電線でひと休み。そこはポワ~ンとしていて(自分の頭か)、何とものどかな空気が流れておりましてね~。

 その帰り、ロビーで休もうかな~と思うと、おや、お爺ちゃんお婆ちゃんが沢山いらっしゃり、座る場所が無いくらい。‥ありゃ、迎えのマイクロバスを待っているんですかな~。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:大江2号源泉 60.0℃ pH8.1

ナトリウム 664, カルシウム 138, 塩素 508, 硫酸 1072


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©東北な温泉0404 , 18rw , Update:2024/09/17