東北な温泉
温泉突進レポート

元湯くらぶ

(小安峡温泉)
〒012-0183 秋田県湯沢市皆瀬字湯元100-1 TEL.0183-47-5151

入浴 500円
入浴、広間(別途料金)、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
女性露天に釜風呂1、貸切(内湯2、露天1)
タオル、シャンプー・セッケンあり

 10月、栗駒山(秋田側では大日岳)の北西の山麓、その小安峡の小さな温泉町にある宿「元湯くらぶ」にやって参りました。で、ここは幹線国道(R398)から見ると小さな旅館に見えるのですが、施設に入ってみれば奥へ長く続く大きな建物で、またとてもキレイな、品のある造りなんでございます。

 それで、玄関から中に入ると、そこには受付らしき所が無く、一般民家ふうでもある感じ。で、おや~、と思っていたら、センサーでもあるかのように奥から女将さん(?)がニョイッと出てきまして。で、自分は「えっ」とたじろぎながらも、何かシャベらにゃいかんと、反射的に入浴を申し込んだ次第。
 さて、なんとか受付を済ませ、館内のおそらく一番奥へ突進。するとそこにはちょっと休める小座敷があり、その後ろ側が浴場になっているよう。してそこへ突入してみますと、その浴室には程ほどの広さの内湯が設けられ、窓の外には露天風呂。

 浸かってみましたら、お湯は無色透明で匂いもなく、pH程ではないですがスベスベする肌触りの、サッパリした温泉なのであります。まあだいたい、掛け流しのもようで、マンザラでもありませぬ~。そして、ひと浸かりした後、露天風呂の岩に腰掛けて休んでみたら、そこを通り過ぎる爽やかな秋の風が心地よく、やっぱり屋外の入浴はいいもんだな~と感じ入りましてね~。

 あと、女湯の方には露天風呂に、ご飯を炊くようなツバ付きの巨大な釜風呂があったそうで。それは昔の五右衛門風呂の雰囲気そのものらしく。

 それと、湯上り後に飲んだ、浴場前にあった飲料水がおいしくて。これはこちらの井戸水なんでしょうかね~。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:(自前/裏山) 97.5℃ pH9.0

ナトリウム 250, カルシウム 17, マグネシウム 2, 塩素 265, 硫酸 154, メタケイ酸 212, ラドン 6.75Ci(掛け流し循環、加水あり)


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©東北な温泉0410 , 19rw , Update:2024/09/17