東北な温泉
温泉突進レポート

旧・寒河江市市民浴場

〒991-0043 山形県寒河江市大字島字島西8 TEL.0237-86-1126

入浴 200円
入浴、休憩(広間別途料金)
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし


※2023年、移設して「湯るりさがえ」に

 2月、寒河江の市街地から少し外れた、最上川沿いのちょっとした丘の上にある市民の憩いの場「寒河江市・市民浴場」にやって参りました。

 カーナビに「この辺だ!」と教えられたのはよいですがよく分からず(昔のカーナビなので)、道に迷いながら突進して来ると、道路脇の側溝から湯けむりが立ち上っており、お~ここだ、たぶんこっちの方だぞ~と。

 たどり着いた市民浴場は、小ぢんまりとした平屋の建物で、周りを駐車場が囲んでおります。で、午前中なのに既にたくさんの車が止まっており、ほぼ満員状態なんですわな~。
 中に入ると、受付フロアから廊下から浴場まで、地元のお客さんでごった返していましたが、不思議と、なんか懐かしいような雰囲気なのです。「何だろうこの感じは」と考えてみたところ、どうも田舎のお正月の景色と重ね合わせていたようなのです。まあ、人々がせわしなく動いていた、とでも申しましょうか。

 そのせわしない空気をかき分けて浴場へ。と、浴室にはとっても大きな浴槽があり、そこには大量のお湯が投入され、豪勢に掛け流されているのです。その浴槽は中間で2つに仕切られ、丁度良い温度と熱い温度のお風呂に分けられ、またジャグジーも付いている、とっても気持ちの良いお風呂なのです。お湯は濃い茶褐色に色付き、その色具合にしては意外に匂いの無いものですが、湯量豊富なすばらしき温泉ですね~。

 ここはお湯も良いですが、料金もワンダフル。これで100円、言う事なし。小さな幸せ、感じてしまいますな~。

 駐車場の外れに源泉の冷却装置があったので、観察してみると、お湯をチョロチョロ流して外気に一旦さらし、温度を下げているようでしたよ。

泉質:単純温泉 低張性中性高温泉 源泉:新寒河江温泉 50.6℃ pH6.9 400L/M

ナトリウム 181, 塩素 164, 炭酸水素 301, メタケイ酸 120, 遊離二酸化炭素 63


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©東北な温泉0402 , 17rw , Update:2024/09/17