東北な温泉
温泉突進レポート

蔵王四季亭

(遠刈田温泉)
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原301 TEL.0224-34-3113

入浴 700円
入浴、休憩(別料金)、食事、宿泊
男女別(内湯1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり


※時折、長期休業に入るので確認が必要

 5月、遠刈田温泉街から少し南に上った、七日原地区の別荘地エリアへ。今日は、そこの蔵王酪農センターの脇の坂の上方に、ちょっと寂しげにポツンとたたず「蔵王四季亭」にやって来ました。

 と、このエリアはなだらかな丘陵地になっていて、5月の緑まぶしい長い長い坂道を上って行くと現れるのが、林に囲まれた和風のこの旅館なのです。辺りはとても静かで、近くで鳴くスズメの声に混じって、遠くからウグイスとカッコーの鳴き声も聞こえてきましてね~。うーん、蔵王高原はいつ来ても良いですな~。
 受付を済ませ、同階にある奥の浴場へ。まあ大体は、建物の中も外もまだ新しいな~という感じです。

 浴場に入ってみますと、ほほほう。なるほどね~。お風呂は写真で見ると、床タイルや窓の大きさ等の相対で錯覚してしまい小さく見えますが、実際は結構大きな湯船なのです。で、無色透明で匂いのない、さっぱりとしたお湯が掛け流されていました。入浴した感じは、炭酸水素の効果でヌルヌルする肌触りがあり、湯上り後はツルツルではなく、しっとりした肌に。これは俗にいう「美人の湯」と言われる温泉の一つですね。そのおかげか女性客が多いようにも。

 まあ、一つ難を言えば、浴室が幾何学的で、ちょっと殺風景なところが惜しいとも。

 帰り、表に出てみれば、駐車場の脇には温泉水の販売所があり、それは「ストロンチウムが多い温泉でアトピー性皮膚炎等に効く」と書いてありました。‥が、ストロンチウムの多い温泉は、宮城の中でも、もう一桁数値が大きい温泉が複数ありましてね~。こちらの温泉の特徴は炭酸水素が多いところ、ではないでしょうか。‥まあ、この表示は将来、なくなるのでしょうけど。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:黄金の湯 97.5℃ pH7.3

ナトリウム 539, 塩素 429, 硫酸 310, 炭酸水素 617, メタケイ酸 142, ストロンチウム 0.5


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©東北な温泉0405 , 17rw , Update:2024/09/17