東北な温泉
温泉突進レポート

湯元 吉祥

(鳴子温泉)
〒989-6823 宮城県大崎市鳴子温泉湯元58-10 TEL.0229-83-4582

入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり


※2009.05 本陣横屋→鳴子天鳳→鳴子天神に
※2016.10 高級旅館の「湯元 吉祥」に変更

 11月、鳴子温泉神社のすぐ上にある高層の観光ホテル「鳴子天鳳」にやって来ました。ここは鳴子温泉で一番高い位置にあり、客室からの眺めはさぞかし良いのだろうなーと思いつつ突進。と(元は分かりませんが)新しくなったせいか、鳴子では珍しいくらい外壁がきれいで、一見オフィスビルにも見える外観にちょっと驚きましたのです。

 以前は本陣横屋という名前だったのですが、経営者が変わり、鳴子天鳳として再出発した模様です。
 受付を済ませ、フロントからエレベーターで上って行くと、その先の6Fに大きな浴場が待ち構えておりました。

 中に入ってみると、天鳳という名前にちなんでか、内湯のお湯の注ぎ口が鳳凰(ほうおう)のような、鳥みたいなオブジェになっておりましてね~。また扇型の湯船は、全面からお湯がオーバーフローしており、その流れ出たお湯が湯船の周りに幅1mほどの薄い膜を作っており、おそらくここで寝湯を楽しんで下さいということなんだろうと。

 お湯は無色透明のさっぱりしたもので、鳴子にしては珍しく匂いもありません。あと、源泉温度が高いため、注ぎ口のお湯はとても熱く、ヤケドしそうなくらいでありました。う~ん、この湯量豊富な温泉は、やっぱりいいものですね~。

 露天風呂は外に出て(ここは6F)頑丈な橋を渡って行くと、向い側の崖の途中にあるという、かなりの高所に設けられたお風呂なのです。山の上からお湯が流れ落ちる趣向の露天風呂は、笹色に濁り、ちょっと硫黄の匂いがしています。そのよどんだ雰囲気と色合いから、一見すると池のようにも。なんだか、ちょっともったいないような景色なんですね~。

その1 > 泉質:含硫黄・ナトリウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:山荘1・2号混合泉 100.0℃ pH8.0

ナトリウム 578, 硫化水素 1.0, チオ硫酸 20.5, 硫酸 1237, 炭酸水素 155, メタケイ酸 155


その2 > 泉質:含硫黄・ナトリウム-硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:ローマ2号泉 100.0℃ pH7.0

ナトリウム 359, 硫酸 936, 硫化水素 0.4, チオ硫酸 3.9, 炭酸水素 110, メタケイ酸 121



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©東北な温泉0411 , 17rw , Update:2024/09/17