東北な温泉
温泉突進レポート

三浦旅館(湯浜温泉)



〒987-2511 宮城県栗原市花山本沢岳山1-11 TEL.090-8925-0204冬期TEL.0228-52-4396

入浴 500円
入浴、広間付(別途料金)、宿泊
男女別(内湯1)、野天風呂1
シャンプー・セッケンあり


※2012.08 震災後・再開

 5月、栗駒山中に分け入ることしばし、東北屈指の秘湯、ランプの一軒宿「湯浜温泉(ゆばまおんせん)三浦旅館」にやって来ました。峠越えの国道(R398)を行くと、道路脇にちょっとした駐車場があり、宿まではそこから徒歩で渓谷を行く道のり。で、下の渓谷へエンヤコラと下りると、そこには大きな滝があり、すさまじい轟音と水しぶきを上げ、人を丸ごと飲み込みたいかのよう。と、滝の上部はコンクリートのような平らな岩盤になっており、とても不思議な感じがしました。

 ここは栗駒山への登山口にもなっているので、宿とは関係無く、誰でも下りて行ってよいと思われます。
 滝を後にして、しばらく川沿いを下ると、宿へ続く小道の下に小さな小屋があり、見るとそこが野天の露天風呂になっておりまして。で、手を入れてみましたら、お湯は少しぬるめで、ちょっぴり硫黄臭がし、少ないながらも掛け流しになっているよう。んと、それが上の小道からすぐなもので、知らない人からのぞかれること間違いなし、のような。あ「入浴中、のぞかないでね~」の看板ほしい~。

 そして、もう少し行くと、すぐに三浦旅館に到着~。すると、そこは想像よりも、ちゃんとしているようすで、庭では大きな犬が気持ち良さそうに昼寝をし、池では金魚か鯉も泳いでおりましてね~。

 して、中に入って受付を済ませ、奥の浴場へ。と、内湯は小ぢんまりとしていますが、掛け流しのお風呂で、白い湯ノ花が舞う、無色透明の熱いお湯で満たされておりました。で、浸かってみると、匂いは無く、とても気持ちの良い湯で、遠くから来た疲れのせいか、思わずため息が出てしまい。また、この木の湯船がなかなか良い心地で、縁に腰掛けると、そのまましばし動かなくなってしまいます。んー、どうやら疲れているみたい、帰って寝よう‥(泊まりたまえ)。

 あ、そうそう、女湯との仕切りの木の板が、風が通るように張ったものらしく、なんだかとっても気になりましてね~。

内湯 > 泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:いわなの湯 57.5℃ pH7.8

ナトリウム 117, 塩素 155, メタケイ酸 157


野天風呂 > 泉質:硫黄泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:上の湯 61.0℃ pH7.6

ナトリウム 147, 塩素 185


※2012年、新源泉が運用開始(単純硫黄泉、97℃、毎分約50L)


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©東北な温泉0405 , 18rw , Update:2024/09/17