東北な温泉
温泉突進レポート

潮音閣

(湯野浜温泉)
〒997-1201 山形県鶴岡市湯野浜1-26-4 TEL.0235-75-2134

入浴 600円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、舟の露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり


※2020.07 日帰り入浴の受付は不明、船の湯船も無くなったもよう

 9月、湯野浜温泉街の奥、ちょっとした高台にある小さな宿「潮音閣(ちょうおんかく)」にやって来ました。して、潮音閣という名前は「海が見えないので海を音で感じて下さい」という事かな~、とバカな妄想を巡らしながら来てみたら、客室からちゃんと海が見え、なんだ~と少し儲けた気に。

 で、今日の宿をここに決めた理由は、料金が安いのと、舟の露天風呂があることだったんですけど、はたしてどうなることやら~。
(宿泊)
 さて、受付を済ませ、部屋に通された後、一息つくやいなや浴場へ。そして階下に下りてみると、そこにはログハウスのように丸太むき出しっぽい造りの浴場があり、その中にはタイル張りの内湯と、窓の外に本物の舟と思われる露天風呂がノッソリと置かれており。

 それで、まずは誰も来ないうちにと、外の船の露天風呂へ駆け込みますと、そのお湯はしかるべく掛け流しになっており、無色透明で匂いのない、少しスベスベする肌触りの、弱アルカリ性の温泉でありました。んー、この何とも言えない個性的な湯船は、いいんだか、どうなんだか~。あと、露天風呂からは、海と温泉街を板の隙間からコッソリと眺められる構造で、なんか隠れ家的な良い感じの造りなんでありますぞ~。

 そして、その午後の日本海は、昔見た「水曜ロードショー」で映しだされた「太陽が海に映りキラキラ光るまぶしい光景」で、これがとても感動的で。でもしばらくすると、台風が近づいているせいで荒れ始め、やがて暗黒の世界へ。これもまた、悪くない。

 はい、おまたせしました~。夕食は紅ズワイガニ一杯と豪華料理が並べられ。が、何しろカニと格闘することで頭がいっぱいになり、何が何だか分からず、解説不能。あと、この写真の他に、天ぷらや、天然ブリの入った刺身も。全完食~、満足したのっしゃ。

泉質:ナトリウム-カルシウム・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:湯野浜1,2,3,4,5号、瀧乃湯新2号、松舞の湯源泉 56.1℃ pH8.4

ナトリウム 1298, カルシウム 723, 塩素 3023, 硫酸 343



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©東北な温泉0409 , 19rw , Update:2024/09/17