東北な温泉
温泉突進レポート

湯元・元湯(霊泉元湯)

(磐梯熱海温泉)
〒963-1309 福島県郡山市熱海町熱海4丁目22番地 TEL.024-984-2690

入浴 500円~250円(時間帯により変わる)
入浴、休憩(部屋付、別途料金)、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし


※2019.11、気がついたら、湯元・元湯が、共同湯・霊泉元湯になっていました。

 7月、磐梯熱海駅の観光案内所にて共同湯の場所を尋ねると、どこも開くのは夕方からで昼間は入れないと。それでは旅館の方へと、もらった磐梯熱海温泉パンフレットから、それらしい名前の「元湯」へ、とりあえず突撃。

 と、そこは駅からすぐの所にあり、旅館とは別に、脇の道の奥にある別棟が湯小屋になっており、そこは日帰りの受付も兼ねておりました。
 して、受付を済ませ館内の奥に進むと、予想したより広い脱衣所と浴場が「共同湯より、こっちがええで!」とばかりに待ち構えておりましてね~。

 で、浴室に入ってみると、すぐに大きな湯船がドカーンとあり、そこには数人のお客さんが静かに浸かっており、奥の小さな湯船にも一人入浴中。そこで、浸かる前にシャワーで体を流そうとしたら、どうやら壊れているよう。仕方なく湯船のお湯を体にかけてみると、なぬ~、つ、冷たいではありませぬか~。先客がじっとして動かず、妙な雰囲気を醸し出しておるにゃ~と思ったら、こういう事だったのですね~。

 さて、動揺を隠しつつ平然とお湯(水)に浸かり、くつろいだふりをしていると、隣のオジサンが話しかけてきて。で、内容を要約すると「大きな内湯には源泉が2本投入されていて、それは他の旅館には無い独自のもの。小さい湯船は、共同源泉を加熱したものが投入されているよ」ということでありました。そこで、お湯の投入口を調べてみるとその通りで、冷たい源泉とあたたかい源泉の2本が投入され、これが気持ち良いほど大量に注がれ、掛け流されておりましてね~。

 あとは、小さい湯船の方も掛け流しになっており、オーバーフロー分は大きい湯船の方に再投入されているもよう。して、どちらも気泡のせいかちょっとツルッとする肌触りで、匂いのない無色透明の温泉でありました。

 そうそう、どうもアトピーや湿疹に効くとのウワサがあるようで、1日2時間、半年入ると治ると、オジサンが語っておりました。それと関係あるのか、私の手にプチッとした出き物があったのですが、湯上り後、皮がむけていて。理由は定かではありませんけど~。

 そんで、もう一つ、時折、嗅ぎ慣れない匂いが漂ってくるのが、ちょっと気になるところ。冷えると、その~、トイレに行きたくなるし~。なんじゃか、ほい。

その1 > 泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:郡山市営第1号泉、第4号泉、第7号泉統合泉 53.0℃ pH9.4

ナトリウム 127, 硫酸 109


その2 > 泉質:単純温泉 低張性アルカリ性低温泉 源泉:磐梯熱海温泉 保護組合泉 33.1℃ pH9.1 300L/M動力揚湯

ナトリウム 77, 硫酸 78, 炭酸水素 108



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©東北な温泉0507 , 18rw , Update:2024/09/17