東北な温泉
温泉突進レポート

ペンション東赤倉

(琵琶の沢温泉)


〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富沢2186-8 TEL.0233-45-2412

入浴 350円
入浴、休憩、食堂、宿泊、プール、テニス
男女別(内湯1、露天風呂1)、混浴露天風呂2
シャンプーなし、セッケンあり


※2006年ごろから閉鎖

 4月、古川から鳴子温泉郷を抜け、奥羽山脈の切れ目を東西に走る、なだらかなR47を山形側へ。すると、すぐにこの「琵琶の沢温泉」が目に飛び込んで来ましてね~。して、車の舵を切り庭の方に上ってみますと、道路から見た感じとは違い、奥にはバンガロー風の古い建物が並び、また屋外プールもあるという、これが大きな施設だったのです。

 と、玄関の窓からはワンちゃんがこっちをうかがっていて、入って行くと人懐こく足にまとわり付いてきて‥、なぬ、猫じゃないよね~。
 女将さんにて受付を済ませ浴場へ向うと、浴室の方から、とても気持ち良さそうに歌う大声が。うわ~猛烈、と思いながら服を脱いでいたら、そこへ出て来たのは金髪のオジサン。にゃ、勝手にイメージしていた白髪のオジサンとはかなり違い、ギョッ。

 さて、気を取り直して浴室に入ってみれば、内湯はちょっと大きめの木造りのもので、そこへ熱いお湯が豊富に注がれ、掛け流されていました。その無色透明で匂いのないお湯は、少しスベスベする肌触りで、浸かるととても気持ちが良いのです。んと、これは軟水でアルカリ性の、キレイなお湯。成分からして、汚れが落ちやすく、泡立ちも良いのでしょう。

 次、外の露天風呂へは、内湯の中をバシャバシャと通り抜け、一見壁のような奥の引き戸を開けるという、ちょっと面倒な構造に。で、外に出てみたら、これが女湯との境は一応バラック風の仕切りはありますが、所々に穴がたくさんあり、見ようと思わなくても女湯の気配が分ってしまう、そんな造りなのです。

 ゆえ、変に思われるのも嫌だな~と、自分の存在を知らしめるべく、大きな声で独り言を言ったりして、バカみたいに浸かってしまったんです。なるほど、金髪オジサンが大声で歌っていたのは、このせいだったのですね~。

 で、女湯露天風呂は一つの湯船のようですが、男湯露天風呂はその先にも、そのまた先にも岩で囲まれた湯船があり、案外広い造りになっていました。女湯からも行けるようになっているところをみると、もしかして先の方は混浴なのかも知れません。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:最上観光株式会社第2号源泉 51.4℃ pH8.9

ナトリウム 116, 硫酸 174‥



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©東北な温泉0504 , 18rw , Update:2024/09/17