東北な温泉
温泉突進レポート

なの花温泉・田田

(三川町)


〒997-1301 山形県東田川郡三川町大字横山字堤172-1 TEL.0235-66-4826

入浴 430円
入浴、休憩(別途料金)、食事、宿泊
男女別(内湯2、サウナ1、マイナスイオンルーム1)
シャンプー・セッケンあり

 6月、鶴岡市の北側、赤川沿いの旧国道7号線(県道333号)を行きますと、にわかに入母屋造りの大きな建物が連なって現れ、いったいここは何なのよ~と思ってしまう「なの花温泉・田田(でんでん)」にやって来ました。

 ここはなにやら沢山の施設が集まった大規模な公共複合施設で、その中の一つが温泉浴場になっているよう。西側は道を隔てて大きな赤川、その反対側は広々とした田園地帯で、とっても開放感のあるロケーションにありましてね~。んー、ここは北海道じゃないよねぇ~(と言ってみたりして)。
 券売機システムにて受付を済ませ中に入ると、囲炉裏風ロビーの奥に待合室、食堂、広間等があり、脇に続く廊下を進んだ1F奥に大浴場がある構造に。

 で、まあ遠くから来たものであまり時間もなく、急いで浴場へ向かってしまいます。と、浴室には2つの内湯があり、まず窓側にある広々とした大きなお風呂に浸かってみると、それはなんと黄緑色の透き通ったお湯で、肌をこするとツルツルとし、ビニール系アブラ臭が少し感じられるもの。

 して、もう一つ、奥側にある中くらいの広さのお風呂は、恐るるなかれ原色系の茶色に近い濁りを呈し、またかなりビニール系アブラ臭が漂わせる、ヌルヌルする肌触りの強力な温泉なのです。で、注ぎ口の匂いを嗅ぐと、これが強烈で、ツーンと鼻をつき、思わず鼻をそむけたくなるくらい。ふぉー、これはすごいですぞ~。

 匂いと色が世間離れしており、まるで薬湯に浸かっているかのような感覚。地元の皆さんはこの危険地帯には近づかず、大きなお風呂の方に入っているようなんですね~。んー、そのうちこのお湯が石油に変わるような、そんな妄想さえしてしまうほど~。

 湯上り後、ゆっくりパンフレットを見てみると、同じ敷地内にショッピングセンターや、結婚式場、道の駅(庄内みかわ)などがあり。が、温泉施設から道の駅まで歩いて行く人はいないほど、広い敷地なんです。

泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉 高張性中性高温泉 源泉:町営4号源泉 60.1℃ pH7.5

ナトリウム 10280, カリウム 307, マグネシウム 179, カルシウム 514, 塩素 18010, 臭素 118, 炭酸水素 1055, メタケイ酸 106 ※海水と同じ塩分濃度です。(もう一つ、35.3℃の町営3号源泉もありです)



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©東北な温泉0506 , 18rw , Update:2024/09/17