東北な温泉
温泉突進レポート

八甲ラヂウム温泉

(東北町)


〒039-2401 青森県東北町大字上野字北谷地39-186 TEL.0176-56-2364

入浴 200円
入浴、休憩(有料)、食事、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし

 10月、下北半島の付け根、小川原湖の西側の平野、幹線道路(県道8号)沿いの田んぼの中にドライブインと旅館(八甲温泉旅館)も営む「八甲ラヂウム温泉」にやって来ました。

 館内に入ると無人の受付があり、おや~、そこには何だか箱が置いてあるだけ~。普通ならここで悩むところですが、私のすぐ前に入ったオジサンが既に消えていたので、「はは~ん、勝手に入るんだな~」と察しまして。どうも、箱の中に入浴券やお金を入れて、お行儀よく入館する作法に。

 話は戻りますが、駐車場で辺りを見渡すと、すぐ南の米軍三沢基地から飛び立った戦闘機が、デルタ翼を広げて上空を飛び回っており。それを下から見上げると黒く見えて、ちょうど、その下を飛んでいるカラスと大きさも形も同じように見えましてね~。んー、なんだか複雑。
 もとい、浴場に入ると、脱衣所と浴室の間が素通しのガラス張りで、どちらからもよく見渡せる相互監視システムに。それがまた、どちらも狭い空間でしてね~。で、どうやらお客さん達はご近所さんばかりらしく、世間話などで〝だべり〟ながらお風呂を楽しんでいるよう。

 さて浴室にまいりますと、そのカギ型の湯船は、壁側の岩からお湯が流れ落ちる仕組みになっており、あれ、もしかして、その岩が北海道から持ってきたというラジウム鉱物の岩なのでしょうか(いや、分かりませんけど)。

 で、お湯は透明ながら赤黒く色付くモール泉的なもので、ヌルヌルする肌触りがあり、また意外と豊富に掛け流されております。と、それが岩から落ちる仕組みのせいか、水面で出来た小さな飛沫がゴミのようなアワとなって漂い、ちょっとこれが、不気味に感じてしまいまして。

 して、その湯船は意外に深く、普通に座ると顔がお湯に浸かってしまうくらい(自分は座高が高いのに)。まあでも湯船の縁辺りが段になっているので、そこに肘をついて入るとちょうど良い具合に。あとはカランのお湯も、少し黒い温泉水でしたよ~。

泉質:単純温泉 低張性-高温泉 源泉:八甲温泉 45.0℃ pH-

ナトリウム 120, 塩素 124


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©東北な温泉0510 , 18rw , Update:2024/09/17