東北な温泉
温泉突進レポート

もにわの湯

(飯坂)


〒960-0271 福島県福島市飯坂町茂庭字清水川原21-2 TEL.024-596-1811

入浴 250円(広間付)
入浴、休憩、売店
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンなし

 5月、飯坂温泉から山形・南陽市方向へ国道399号線をしばらく走ると、摺上川ダムのすぐ下、脇を流れる摺上川が清々しい公共の日帰り温泉「もにわの湯」にやって来ました。おや、なんて広い駐車場ですこと~。して、中に入ってみると施設の玄関では山菜が売られ、それが見るからに立派な山菜ばかりでして「ほほう!」と感心するばかり。たぶん、畑で作った山菜なのでしょうね~。
 広間に荷物を置いて(別の言い方だとテーブルキープして)浴場へ向かいましたら、そこでは木造りの新しくて立派な浴場が出迎えてくれまして。

 で、浴室に入ると正面に内湯、窓の外に露天風呂が設けられており、どちらも無色透明の少し塩素臭がするお湯で、いちおう少ないながらも掛け流しにはしてあるよう。あと、湯船の縁からは丁度良い温度のお湯が注がれ、湯船の底から熱いお湯が噴き出す仕組みに。まあ、近くの飯坂温泉に比べると、ちょっぴり不満の残るお湯ですが、意外とたくさんのお客さんが来ております。

 それから広間に戻り、お茶でも飲もうと備え付けの急須の中を見ると、あれ~、何も入ってはござらぬぞ~。で、辺りをあちこち探してみると、はい、何もありませぬ~。と、ちょうどそこへ来たお母さん(他人)に尋ねてみると、お茶っ葉は持参するか売店で買うことになっているのだと。なるほど250円で広間無料とは、そういうことなんですね~。

 いわんや、そこらじゅうを家探ししていた自分が恥ずかしく‥、気を取り直して自販機のペットボトルのお茶を購入。と、そこへさっきのお母さんがご自分の急須を持ってきて「飲みなさい」と勧めてくださいましてね~。んと、本当は自販機で買った冷たいお茶の方に気持ちが向いていましたが、ありがたく(他に妙案もなく)、勧められたお茶を飲むことに致したのです。‥ごっつぁんです。

 帰り、飯坂温泉に戻る途中、なんと野生の猿が道を横切って行くではありませぬか。猿も車に驚いたふうで、飛び跳ねるように引き返して行き。見えたのは親猿2匹と小猿1匹。後ろに車がつかえていたので、写真を撮ることができませんでしてね~。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性温泉 源泉:広瀬温泉 40.9℃ pH9.2

ナトリウム 181, 硫酸 383



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©東北な温泉0505 , 18rw , Update:2024/09/17