東北な温泉
温泉突進レポート

気仙沼ホテル観洋

(気仙沼温泉)


〒988-0021 宮城県気仙沼市港町4-19 TEL.0226-24-1200

入浴 800円
入浴、休憩(広間無料)、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

2005.12 温泉運用開始

 12月、気仙沼魚市場から歩いて5分ほどの小高い丘にそびえる「気仙沼ホテル観洋」にやって来ました。ここには先週開湯したばかりの温泉が待っており、皆さんに先んじたつもりで突進してみたわけなのです。して、この辺りには温泉がほとんど無く、ここは本当に貴重な湯処。なので今日あたりはお客さんでごった返しているだろうと来てみると、まだあまり知られていないようで、しーんと静まり返っておりましてね~。

 で、受付を済ませてから3Fの広々大広間へ突進し、その窓から市街地と気仙沼港を見渡せば、そりゃもう最高の景色でございます。気仙沼といえば、岸壁に白い船がたくさん停泊している写真をよく見かけますが、ここから眺めるとまさにその通り、絶景のポイントなんです。
 さて、1Fにあるお風呂へゴー。と、そこは意外と広い造りで、脱衣所から少し下りると内湯、そこからまた少し下りると露天風呂という、土地の斜面をいかした配置になっておりまして。

 して、露天風呂は大きな岩石で囲まれた造りで、そこへ滝のようにお湯が落とされシブキをあげ、バシャバシャと豪快な水音を鳴り響かせておりました。そこから立ち昇った湯煙が風に吹かれて舞い上がり、初冬の気仙沼の露天風呂のすさまじいこと~。ですが、これがなかなか心地良く、とってもいい気持ちでしてね~。

 お湯は無色透明で、源泉自体に匂いは無いようす。肌触りは中性の感触ですが、髭剃りあとが今までになくヒリヒリするもので、ちょっと舐めてみたら、これが凄く金気味(かなけあじ:金属の味)がしておりまして。まるで昔なめた12V乾電池(+-を同時に)のようにビリッときて。んー、お湯も見かけによらないものですな~。こちらの温泉も、なかなか面白し~。

 あ、そうそう、廊下を歩いていたら、食事処に張ってあった「フカヒレラーメン」のポスターが目に入り、どうしたものかと。日常モードでは結構なお値段だと思いますし、観光モードだと、ちょっとぐらい高くても平気なんですけど。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性中性低温泉 源泉:気仙沼温泉 29.1℃ pH7.3 129L/M 1800m掘削

ナトリウム 5400, カリウム 118, マグネシウム 537, カルシウム 548, ストロンチウム 51, 塩素 10670, 硫酸 751(循環ろ過、少し塩素臭あり、源泉はかなり濃く興味深し)



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©東北な温泉0512 , 18rw , Update:2024/09/17