東北な温泉
温泉突進レポート

しんとろの湯

(中山平温泉)
〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼18-9 TEL.0229-87-1126

入浴 440円
入浴、休憩
男女別(内湯1)
シャンプーなし、セッケンあり

※2005年建設、総事業費5000万円

 6月、中山平温泉にオープン(2005年)した待望の日帰り温泉施設、中山平温泉交流館「しんとろの湯」にやって来ました。この施設は、国道47号線沿いにあり、大きな駐車場が付いていて出入りも楽チン。また、隣にはゲートボール場があり、目の前に食事処(主にラーメン)も2軒できていましてね~。(‥結局しばらくして、左側の一軒のみになったようですが)。
 温泉施設は、外観からはそうは見えませんが、実は平屋の建物。入って左側に廊下の延長のような休憩室があり、そこにはたくさんのお客さんが寝転がっていましたのです。たぶん、朝一で席が決まってしまうのでしょうね~。

 ふーんと思いながら、何気なく廊下の紺色の暖簾をくぐると、後ろからマネージャーに引っ張られ、何かな~と思ったら、そこは女湯なのでございまして。んー、またやってしまった。見直してみると、男女とも暖簾が紺色で、それは文字で女湯と書いてあるだけなのです。と、休憩室の皆さんが見ていたので、かなり恥ずかしかったのですが、すまし顔で、ちゃんと所定の浴場へと入って行きましたでそうろう。

 で、その浴場にはちょっと広めの脱衣所があり、ガラス戸越しに見える浴室には、ちょっと大きめのお風呂がお湯をたたえ、その窓の外にはお湯を引いている真新しい木枠が見えています。浸かってみると、お湯はほんの少し白く色付いた透明なもので、硫黄の匂いがしており、肌をこするとヌルヌルする、まさしく「うなぎ湯」そのものなのです。

 湯量は少ないですが、ちゃんと掛け流しになっていて、とても気持ち良く浸かれました。反面、風情があまりないところが、ちょっと残念ですけどね~。

 今日の外気温は30℃を超えていましたが、やっぱりお風呂に入ると気持ち良く、さっぱりします。夏でも温泉は良いものですね~。しかも、硫黄は「あせも」に効くものですし。

 えーと、余談ですが、外の引き湯用の木枠は、簡単にいうと直角三角形のようになっていて、遠回りするルートと近道するルートに分かれ、気温等によってルートを変え湯温を調整する、手動システムになっているようでした。今日は暑いので、遠回りの方ですぞ~。

泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:星沼源泉No.1 新コミュニティー源泉 混合泉 93.0℃ pH9.4 27.7L/M 掘削自噴

ナトリウム 211, 硫化水素 16.4, チオ硫酸 5.9, 炭酸水素 105, メタケイ酸 493






ゆの駅しんとろ」産直・食事処 、このurl

営業時間 9:30~16:30(冬季は前後30分縮小)
食堂は 11:00~14:00

 ここの浴場の前を通ったら、あれ、産直売り場ができているぞ~と、突進。して、そこはとっても小さな小さな売り場と、程々の広さの食堂でして。

 でもまあ「ゆきむすび」の〝おにぎり〟や、今売り出し中の「湯上がりサイダー」やらが置かれ、中山平温泉もなんとか観光地らしくなってきておりましてね~。
17/11
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©東北な温泉0506 , 17rw , Update:2024/09/17