東北な温泉
温泉突進レポート

しろがね湯

(銀山温泉)


〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑北415-1 TEL.0237-23-4567 尾花沢市観光物産協会

入浴 500円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2014年、またリニューアルしたそうな。

 2月、銀山温泉にだいたい2つある共同浴場のうち(*1)、比較的最近リニューアルした方の「しろがね湯」にやって参りました。そこは温泉街から少し川を下った所にあり、まだ新しい筈なんですが、外壁の格子張りが厳しい冬のせいで劣化が進み、何だかみすぼらしくも見えるのです。

 ‥平日の冬の銀山温泉は訪れる人もまばらで、繁忙期の賑わいが消え去り、静かで平穏な温泉街となっていました。で、ふと見ると各旅館の駐車場が、昼間は無料開放されているようで(10~14時)、あの狭い道を駐車場探しでさまよい歩いたのはもう過去のこと、もう安心して行けるようになりました。(→2016年現在は、新しく駐車場ができているので、そちらへ)。まあ、そんなこんなで、その駐車場から温泉街をほっつき歩きながら「しろがね湯」へ。

*1)2017年現在は家族風呂の「おもかげ湯」というのもあるらしいです。
 館内に入ると、おじいさんがテレビを見ながら番をしているところ。で、私どもが来たのを知ると、ささっと階段の入口に「男湯と女湯を示す札」を即座に掛けるではありませぬか~。んー、今日は(というか今回は)男湯が1Fで、女湯が2Fになったみたいですの~。

 いちおう2Fの方ものぞかせてもらいますと、そこには三角形の湯船にちゃんと窓がある浴室になっており、どうやら2Fの方が特等席のよう。で、わたくしに召された1Fの方は、ほぼ牢獄状態の壁だらけで、天井近くに明り取り(おそらくそこが地面なんでしょう)があるだけでして。でもまあ、そこから入り来る真冬の外気が、この牢獄に新鮮な空気を送り届け、そのほてった顔を冷やしつつ、哀れな私を喜ばせてくれましてね~。

 お湯は、ほんのかすかに白く濁り、ほのかな硫黄臭と鉄の匂いが入り混じり、更になんだか複雑な匂いがしていまして。また湯量は少なめですが、ちゃんと掛け流しになっており、あと、肌触りには特段変わった様子はありませんですね~。んーと、一人なら、まあまあ、よござんすっ。

泉質:硫黄ナトリウム-塩化物硫酸塩 低張性中性高温泉 源泉:協組2・3・4号源泉 60.0℃ pH6.8

ナトリウム 621, 塩素 805, 硫化水素 3.0, 硫酸 336, 炭酸水素 174, メタケイ酸 111, 遊離硫化水素 5.4(分析:平成13年)



メモ)
 聞くところによると、昔からある銀山温泉の旅館のお風呂は地下にあることが多く(川と同じ高さ位)、そこはこのお風呂と同じく、薄暗い感じになっているようですよ。


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