東北な温泉
温泉突進レポート

長沼温泉 ぽっぽの湯

(鶴岡市)


〒999-7621 山形県鶴岡市長沼字宮前266-1 TEL.0235-64-4126

入浴 450円
入浴、休憩(有料広間、有料個室)、食事
男女別(内湯2、露天風呂1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 5月、鶴岡市街から北へ数キロ、田園地帯の中にポツンとある小さな住宅街のその外れ、ちょっとシャレた建物の「長沼温泉ぽっぽの湯」にやって来ました。で、ここは地場産品売場も併設される公営の温泉施設で、その広いロビーに沢山並べられたソファーには、大勢のお客さんが休んでいるところでしてね~。

 道中、新庄から西へ、最上川沿いに国道47号線を日本海へ下ると、辺りには人を寄せ付けない原生林の山々が現れ、そのモッコリとした原生の杉と広葉樹の若々しい新緑とのコントラストがとても見事。そりゃ思わず目を奪われますな~(あぶね~ぞ~)。と、そこから庄内平野まで下り、やっとこちらにたどり着いた次第で。
 さてと、受付を済ませ、奥の浴場へ。するとそこには、ジャグジー付で少し緑色した単純泉をたたえる大きな三角形の湯船があり、その脇には何だか濃い感じの小さな湯船も設けられており。して、やはり人気のようで沢山のお客さんが入浴しておりますな~。

 で、まあ普通に大きい方の湯船に浸かってみると、それは赤茶色に濁ったお湯で(鉄系ではない)、ビニール系のクレゾール臭のような匂いがしておりまして。また、その脇の小さな湯船の濃い方のお湯は、2つの源泉を混ぜ、布でこしたものらしく。こちらは匂いも濃く、肌触りがベトベトするような、肌と肌がへばり付くような、今までに感じた事のない強力なお湯なのです。そしてまた、外にある露天風呂も濃いお湯で、それは2つの内湯のどちらにも似ていない感じでしてね~。

 それから一通り浸かったあとグッタリし、ポケーッと休んでいたら、どこかのお爺ちゃんがやって参りまして「薬湯はどれだ?」といてくるではありませぬか。で「えっ」と固まっていると、近くのオジサンが「あっちだぁ~!」と内湯の小さな湯船の方を指差し。あ、そうかぁ、布でこしているのが薬湯に見えるんだな~と。

 して浴後、いつものように水分を補給し、いつもの時間にトイレに行ってみれば、明らかに水分不足の症状が‥(出たものが原色に近い黄色)。自分では何も感じなかったものの、体の中では大異変が起きていて。んー、高張性の温泉に加え、露天風呂での日光浴も効いたのだと思われますな~。

 それと、帰りにふと気がつくと、クレゾール臭が体に染み付いており、コンビニなんぞの立ち寄りに躊躇するのココロ~。

その1 > 泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉 高張性弱アルカリ性高温泉 源泉:長沼2号源泉 70.4℃ pH8.0

ナトリウム 7517 , カルシウム 213 , 塩素 12600
その2 > 泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性低温泉 源泉:長沼3号源泉 32.2℃ pH8.0 炭酸水素 133


宿泊は鶴岡ホテル一覧
©東北な温泉0605 , 19rw , Update:2024/09/17