東北な温泉
温泉突進レポート

花笠の湯(徳良湖温泉)



〒999-4221 山形県尾花沢市大字尾花沢5151-67 TEL.0237-24-1160

入浴 350円
入浴、広間(別途料金)、食事
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)、家族風呂1
シャンプー、リンスあり

 2月、銀山温泉から少し下った徳良湖(とくらこ)のほとり、とても大きくてまだ新しい日帰り温泉「徳良湖温泉・花笠の湯」にやって来ました。

 館内に入ってみると、そこは広いロビーになっており、その一角には休み処と食事処があり、また奥の方には広間が2つも設けられてあるのです。ふーん、すんごいな~と思っていたら、なんと個室も別にあって(今では普通か)、ちゃんと利用しているお客さんもおりましたんですわな~。

 と、真冬の晴れた日の山形。除雪された道路脇には雪がバームクーヘン状のシマ模様にうず高く積もり、雪国の真冬の風景を十二分に感じさせてくれましてね~。
 さて、受付を済ませ浴場へ。で、その広くて静かな浴室には、窓側に半分だけ雲型に作られた湯船があり、無色透明で源泉自体には殆ど匂いのないお湯がほんの少し注がれ、それは鏡のような水面をつくり、静かに横たわっておりました。して浸かってみると、う~とまあ、中性から弱アルカリ性の肌触りを呈し。あと、投入口にはなぜか九州で採れた天降石という石が置かれておりまして。

 それから、外の一段下がった所にある露天風呂の方は、トルマリン鉱石が使用されているそうですが、お湯は内湯と同じ感じかな~と。まあ、そんなことを思いながら露天風呂に使っていると、遠くから白鳥と思しき鳴き声がクワ~と聞こえてきて、なんだかそれが良いBGMになりましてね~。こんなシチュエーション、他にはありませんから。

 その後、いつものように広間に突撃。と、そこは地元の方が多く、いや全員地元民で(のように感じる)、そこで見知らぬ私がくつろいでいるのは、たいそうな違和感があり。休憩料も払った後ですが、何だかいたたまれなくなり、かなしく退散に。前述で「個室はいらないのでは」みたいな発言をしておりましたが、要りますな~、こりゃ。

 あ、突然ですが、近くにある「ステーキハウス徳良湖」に、お昼限定のランチ(1000円~)がありましたよ~。尾花沢牛ですかね~、やっぱり。

メモ)
 花笠音頭は、ここ尾花沢発祥のもの。もともと尾花沢の徳良湖(灌漑用の池)を作る工事の際に歌った作業歌が起源とされるそう。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:徳良湖源泉 49.0℃ pH8.5

ナトリウム 791, 塩素 1019, 炭酸水素 300 少し塩素臭、循環ろ過、加熱で(混雑時)加水


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©東北な温泉0602 , 18rw , Update:2024/09/17