東北な温泉
温泉突進レポート

屏風山温泉

(つがる市)


〒038-3162 青森県つがる市木造浦船58-2 TEL.0173-42-1697

入浴 390円
入浴、休憩(広間:料金不明)、宿泊
男女別(内湯1、サウナ1)
シャンプー・セッケンなし

 9月、五所川原からその西方へ。で、ゴチャゴチャした町並みの隣接の木造町(その後、つがる市へ)の中心部を抜けると、そこは急に明るく開けた田んぼ群の風景に変わりまして。で「あった、あったぞ~」と、何気なく見つけた、黄色い壁の公民館にも見える「屏風山温泉」へ、突撃してみたのです。して、駐車場から辺りを見渡せば、津軽人のココロの山、岩木山が雲に隠れて薄っすらと、そして勇壮に見えておりましてね~。

 道中、北からやって来て五所川原市内に入ると、あちこちで温泉の看板が目に入り、思わず突進したくなってしまいまして。八戸もそうだったんですが、青森の地には何だか浴場が多いような気がしますけど、実際どうなのでしょうか。
 さて、中に入り、券売機システムで受付を済ませてみると、珍しく若いお兄さんが受付をしておりましてね~。で、ロビーにはオープンな小上がり座敷があり、まあそこは待合室的にもなっているもよう。んと、壁にあった掲示を見ると、宿泊(安い)もできるようなんですね~。

 して、その広いロビーからノレンをくぐって浴場へ。と、その広い空間の浴室は銭湯にも似た造りで、真ん中に大きな湯船があり、周りの壁に向って座るようにカランがずらっと並んでおります。まあ建物はかなり年季が入っており、なつかしく感じる部分と、そこまで古いかと思ってしまう部分とが共存し、町外れのただ古いだけの浴場にいるはずが、すこぶる辺境に来てしまった錯覚に、一瞬おちいったりしましてね~。

 もとい、我に返ってみれば、このお湯のよろしいこと~。大量に注がれ、ザンブザンブと気持ち良く注がれ掛け流されたお湯は、少し黄色味を帯び、強力な炭酸水素のおかげで肌触りがかなりヌルヌルしております。そして、ちょっとビニール系の香りもある、とっても気持ちのよい温泉なのです。あと、広い湯船は2つに仕切られ、片方が熱く、もう一方は丁度良い温度に保たれ、普段は多くの青森人の心身を温めているものと思われます。

 んー、今日はなぜかお客さんが居ないな~。来る途中、近くで温泉がオープンしたみたいな看板を見かけましたけど~。そっちに行っちゃったとか~?

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 等張性-性-温泉 源泉:屏風山温泉 -℃ pH-

ナトリウム 2703, カリウム 204, 塩素 3381, 炭酸水素 1739(平成元年10月分析)、カランのお湯もヌルヌルの温泉水でした。



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©東北な温泉0709 , 18rw , Update:2024/09/17