東北な温泉
温泉突進レポート

平館・湯の沢温泉

(外ヶ浜町)
〒030-1411 青森県東津軽郡外ヶ浜町平館根岸湯の沢123 TEL.0174-25-2577

入浴 300円
入浴、休憩
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし


※2010年4月 新しい施設「湯の沢温泉 ちゃぽらっと」へ移行したもよう。裏の方みたいです。

 9月、津軽半島の東の陸奥湾側、その平館海峡沿いにある公共の日帰り温泉「平館湯の沢温泉」にやって来ました。で、北から南下して来ると、国道(R280)沿いに、この温泉を知らせるノボリが沢山はためく賑やかな場所があり、そこから脇道の川沿いの小道を上ると、すぐにこの施設に到着致します。

 して、受付にて駐車場を尋ねると「そこらじゅう、どこでもいいですよ~」(野暮なことは聞かないで!)みたいな感じの回答をたまわり、自分のバカさ加減に恥ずかしくなった次第で。
 さて館内に入ると、そこは老人福祉センター系のたたずまいで、明るい(頭のテッペンではない)オジサンが受付にポツンと座っており、お風呂の入り方などを、アレコレ教えてくれまして。

 で、要約すると「

① お風呂のお湯が熱いので自分でうめて入る。
② 2つあるカランのうち、お湯の方はワザと流しっぱなしにしてあるので止めないで(詰り防止)。
③ カランの水の方は好きなように出して調節する

」であったように思います。‥実際はもっと言葉数が多くて、お風呂に着いた時の頭の中は「カランのお湯、止めるな」だけになっていたんですわな~。

 して浴室には、真ん中に長方形の大きな湯船があり、その端の方に小さい湯船が仕切りで設けられ、その小さい方がちょうど良い温度で、大きな方が熱い温度になっているよう。まあ普通は逆だと思いますが、だいたいお年寄りばかりで、皆さん文句も言わず、丁度よい温度の小さい方の湯船に黙って浸かっているのでございました。

 と、お湯はかなりしょっぱく、ほんのかすかにビニール系の香りがあり、肌触りがヌルヌルする、無色透明の温泉でございます。まあこの辺では珍しく源泉温度が高く、水でうめて入られる贅沢なもので、湯量の心配もない、とっても気持ちの良い温泉なんであります。勿論、掛けの流しのシャバシャバ~。

 湯上り後、受付のオジサンに「いや~、熱い湯ですね~、みなさん小さい方にばかり入ってましたよ」と突っ込んでみると「だから、さっき水でうめろ、と言ったじゃない」と応戦され、墓穴を掘ってちっちゃくなりましたのです。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性中性高温泉 源泉:湯の沢温泉 49.8℃ pH-

ナトリウム 4369, カリウム 219, カルシウム 100, 塩素 7045, 炭酸水素 588, メタケイ酸 158(平成17年4月分析)


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©東北な温泉0709 , 19rw , Update:2024/09/17