東北な温泉
温泉突進レポート

温泉民宿えんどう

(裏磐梯早稲沢温泉)
〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村桧原字早稲沢583 TEL.0241-34-2233

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 4月、裏磐梯の桧原湖の北に地図で温泉マークを見つけ、どれどれ~とやって参りましたは裏磐梯早稲沢温泉(当時は情報が少なく、なかなか)。

 で、地図で見ると山奥なもので、勝手に一軒宿だと想像しておりましたが、来てみると温泉民宿が連なる小さな集落を形成しており、その中から今回は、露天風呂の看板が目についた「温泉民宿えんどう」へと突進しまして。
 して館内に入ると、元気の良いというか、ちょっと怖そうな風貌の大女将さんがやさしく応対して下さり「2つあるお風呂のうち、ぬるい方はダメなので、熱い方のお風呂に水をうめながら入るように」とのお達しが。

 で、浴場に向かいましたら、そこにはコンクリートに石を散りばめた、すこぶるワイルドな内湯が設けられており。してその内湯をバシャバシャと渡って通り越したガラス戸の外に、辺りが木塀で囲まれた岩造りの露天風呂が、箱庭的に設けられてあったのです。で、どちらも、たいそう熱いお湯で、少しツルツルする肌触りを呈し、無色透明で匂いの無い、さっぱりとした温泉でして。んー、やっぱり、水でうめないと浸かっていられませんね、こりゃ。

 あと、注がれたお湯の湯船からのオーバーフロー部分は見当たらないのですが、このお風呂に循環装置などがあろう筈もなく、どこからか漏れていく掛け流しのお風呂なのだろうと。

 あ、それから「熱いのは表面だけ‥、足でグリグリかき回してお入りください」との手書きでもなくアクリル板でわざわざ作った掲示板が無造作に置かれてあり、誰もが一瞬硬直す。はい、参りましたでございます。で、すったもんだしながら、落ち着きもなくお湯に浸かって一丁上がり。

 えーと、女湯は茶色の湯ノ花が大量に沈む内湯で、露天風呂は底がぬるく、かき混ぜたら全体がぬるくなってしまって、入れなかったと。‥今、気付いた次第ですが「ぬるい方はダメ」とおっしゃっていたのは、女湯のことだったのでは~と、後の祭りにて。

その1 > 泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉源泉:宝来湯(組合のもの) 70.3℃ pH7.8 535L/M 動力

ナトリウム 235, カルシウム 243, 硫酸 995(平成7年8月分析)


その2 > 泉質:カルシウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:裏磐梯早稲沢温泉 45.5℃ pH-

カルシウム 566, 硫酸 1328(昭和58年1月分析)



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©東北な温泉0804 , 19rw , Update:2024/09/17