東北な温泉
温泉突進レポート

船沢温泉

(能代市)
〒016-0179 秋田県能代市浅内字船沢73-125 TEL.0185-74-5741

入浴 500円
入浴、休憩(別途料金)、食事、宿泊
男女別(内湯1)サウナ
シャンプー・セッケンなし


※2011年 一旦閉鎖、経営者変わって再オープン

 8月、能代市の外れの丘陵地にある船沢温泉へ、ふらふらと迷いながら何とかやって参りました。事前に場所も調べず、所在地メモだけを持ち、どうにかなるだろうと突撃したのはよいですが(私が来た)道には頼りの案内板などが何も無く、ホトホト困ってしまったのです。(あ、カーナビはありましたけど、当時のものは雑でして‥、またgoogleマップなんてのもありませんでした)。

 で、たまたま道沿いにあった郵便局で道を教えてもらい、意気揚々とその道を向かってみれば、それがまた全然見つかりませんでね~。(間違えたのを郵便局のオジサンのせいにして)「もう一本先の道ではないかぁ~」と呟きながら来てみると、案の定その道の奥に船沢温泉がありました。
 アメーバ状に広がった平屋建ての建物へ、イン。と、奥の正面に男女別の暖簾がかかっているのが見え、物言わずとも「ようこそ」と聞こえてくるようでして。して、受付を済ませて浴室に向かいますと、オジサンが一人、入浴中でございましたのです。

 浴室をのぞくと、そこにはかなり大きな湯船があり、黄色く濁ったお湯がサヤサヤと、気持ち良さそうに掛け流されております。ほほ~と思いながら、いそいそと服を脱いで突進し、ドッコイショと浸かってみたら、そのお湯はちょっとヌルッとした肌触りで、クレゾール系石油臭がしてきます。注ぎ口のお湯は熱いのですが、広い湯船がお湯を冷まし、端っこでは少々ぬるくなっているところも。

 お湯は海水のようにしょっぱく、ぬるくても湯冷めのしない温まりの温泉ですね。ちょっと浸かっただけでは分からないのですが、分析表を見ると驚く程の成分量。湯上り後は、食塩泉のせいなのか、はたまた炭酸水素ナトリウムのせいなのか、肌がちょっとシットリ(または)べたつく、そんな温泉なのでありました。

 ‥脱衣所にて休んでいると、先客のオジサンが「ここのお湯はぬるくても温まるぅ。午前中は、%R&$#~~だぁ~」とおっしゃっておりました。んー「午前中はぬるくて、夕方5時頃になるとお客さんが来るので熱くする。湯船はちょっと大きすぎるなー。半分くらいでいいんじゃないか~」と、語っているような気がしてなりませんでしてね~。

泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉 高張性中性低温泉 源泉:船沢温泉 31.0℃ pH7.4

ナトリウム 12030, カリウム 562, アンモニウム 73, マグネシウム 111, カルシウム 444, 塩素 20040, 臭素 107, ヨウ素 63, 炭酸水素ナトリウム 309, メタケイ酸 110, メタホウ酸(分析:平成17年4月)(なんと、海よりも濃い塩分の上、色々入っています)加水・循環なし、加温のみ


※2016年 リニューアル後のお風呂画像を見ると、どうやら少し小さくしたような。

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©東北な温泉0808 , 17rw , Update:2024/09/17