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温泉突進レポート
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閉鎖の温泉
長沼温泉・厚生館
(鶴岡市)
〒999-7621 山形県鶴岡市長沼字宮前310-36
TEL.0235-64-2536
入浴 300円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり
※2015年、温泉が供給されなくなり、その後閉鎖
12月、新庄から最上川沿いの国道(R47)を西へ下り、見渡す限り田んぼ田んぼの庄内平野へ。と、小川のそばの、ちょっとした林と小さな住宅街にある一般民家ふうの施設「長沼温泉・厚生館」にたどり着きました。
で、中に入り声をかけてみると、あれ~、全然応答がありませぬ~。「え~!?」とがっかりしながらも、腰を引きつつ遠慮がちに奥に進んでみれば、なんだか奥座敷の前にスリッパありや~。して、よ~しと再度声をかけてみたら、お婆ちゃんがノソッと出て参りましたんです。‥察するに、お婆ちゃんはあまり動きたくはなく、自然に皆さんが勝手に奥まで入って行くシキタリになっているのだと。
さてと、受付を済ませて、浴場へ。すると、廊下あたりから既にビニールの焦げたようなクレゾール臭が漂ってきまして「おう、そうかそうか」と。それから浴室に入ってみれば、その匂いの勢いが増幅し、更に強烈に鼻を突いてきて。あと、脱衣所も浴室も、意外に狭い様子ざますね~。
で、お風呂に入って間もなく、女湯の方で「ぬるぐないが~(ぬるくないかい)」とのお婆ちゃんの声が聞こえたかと思うと、急にゴーッという地鳴りが響き、湯船がご覧の通り、大ジャグジー風呂に大変身。た~!(心の叫び~)。
して、お湯は少し褐色っぽく濁り、肌触りがヌルッとし、浴室中が前述のクレゾール系の匂いで息苦しいほどに。これがまるでエンマ様に叱られて薬湯地獄に浸けられた気分にもなってきて「勘弁してください、もう致しません」と訴えてみたりして。んーと、あとは湯船が傾いていて、掛け流しかどうかはよく分からず。それと、たまたま口に飛び込んだお湯の味は、塩辛くて苦い味がしていましたのです。
あとは、湯船の端の上に通されている塩ビ管の冷たい水が、どうやら源泉のようでして。私が入った時は、ぬるくなるからか湯船の外へ放流されておりましたんです。
泉質:
ナトリウム-塩化物・強塩泉
高張性弱アルカリ性高温泉
源泉
:長沼2号源泉 70.4℃ pH8.0
成分など
ナトリウム 7517, カルシウム 213, 塩素 12600, 臭素 50(平成10年3月分析) 循環加熱みたい
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, 19rw , Update:2024/09/17