東北な温泉
温泉突進レポート

蔵王荘

(山形温泉)
〒990-2334 山形県山形市蔵王成沢173 TEL.023-688-3333

入浴、休憩、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2015.03 に閉館したもよう

 6月、山形市街の南部、幹線国道(R13)から蔵王山へ向かう県道(267号)に折れるとすぐの、わりとゴチャゴチャした所にある宿「蔵王荘」にやって来ました。で、その屋上に取り付けてある「蔵王荘」の看板を目印にやってくると、たどり着いた宿は結構年季が入ってはいるものの、鉄筋コンクリート造りの丈夫そうな建物。と、わたくしの勝手な「~荘」の木造っぽいようなイメージとは全然かけ離れていて、ちょっと意外に思いましてね~。

 して、話は変わりますが、この地域は結構、温泉が点在しているんですよね、なんだか。
 さて、受付を済ませて浴場へ。と、そこは1F奥の静かなところ。で、その小ぢんまりとした脱衣所から浴室に入ると、そこには中くらいの大きさの湯船が奥の窓際にあり、茶色っぽく濁ったお湯が注ぎ掛け流され、オジサンが一人、湯船の縁で睡眠中、いや休憩中。見ると、オジサンのタオルがお湯と同じ茶色に変色しており、お~、これはなかなか濃そうなお湯なんですじゃ~。

 そして、いつものように掛け湯をしようとしたところ、それがすこぶる熱し。で、そのかなりのイタ熱さにくじけ、シャワーを浴びて掛け湯を済ませることに。それから、ゆっくりとゆっくりとお湯の中に沈み、時間をかけて慣らせば、これがマンザラでもない温度に感じてくるのが不思議ですね~。それで、慣れればどうってことはない、と仙人の域に近付いたかのような妄想にふけれり。はは、まだ早い。

 んで、お湯はツルツルする肌触りで、湯船では粘土系の匂いが少しあり、注ぎ口では鉄の匂いがモロに。あと、カランのお湯で体を洗おうとしたら、こちらからも鉄の匂いがしておりまして。

 んー、梅雨のこの時季、浴室内は熱気でムンムンしており、ちょっと身体にこたえ。いや、でも、なかなか良い湯でございましたよ~。

泉質:ナトリウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:蔵王荘源泉 50.1℃ pH8.0

ナトリウム 939, 塩素 125, 硫酸 1688, 炭酸水素 277(平成10年9月分析)

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©東北な温泉0806 , 19rw , Update:2024/09/17