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酸性とアルカリ性の温泉 |
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酸性とアルカリ性の温泉
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九州に有名なアルカリ性の井戸水があり、たくさんの人が水を汲みに来ているそうです。その水を飲むと(活性酸素をやっつけるらしく)「病気もせず長生きする」と言う噂で。数日後、電気屋に行ったら、やたらアルカリ製水器(アルカリイオン水を作る装置)の前に人だかりができていたんですのよ。何故かその中に私も紛れ込んでいて、買ってしまったんですよね。(象だけに象印の製品、うーん、高し~)。
「使ってみた感想は」と言いますと、ろ過もしてくれるので味も旨いです。私は胃酸過多の体質なので、胸焼けを頻繁に起こし、その時に飲むと一発で胸焼けが治るのです。胃酸過多用の薬代わりに飲んでいる感じですね。
さて本題に移りますが、温泉を語るには、酸性とアルカリ性の性質は切っても切り離せないものなんです。はっきり言って、酸性とアルカリ性のお湯は全然違うんですよね。
アルカリ性のお湯は、入浴中に肌をこするとヌルヌルします。アルカリ性の水は肌の角質層を溶かすので、ヌルヌルするそうです(石鹸も同じ原理)。日本の温泉にはアルカリ性のお湯が多く、肌がきれいになるので、女性が「温泉、温泉」というのにも意味があるように思えてきます。
逆に酸性のお湯は、殺菌力があると同時に刺激もあるので、肌の弱い部分はちょっとピリピリしたりします。肌の油分を分解するらしく、湯上り後は肌がカサカサになるのですね。そういえば、人間の肌は弱酸性だと石鹸のテレビCMで言っていましたね。
pH2.7以下では細菌も生きていられないそうで、強い酸性の「蔵王温泉」や「須川温泉」のお湯は殺菌力に優れているんです。塩酸の強い玉川温泉下流にある田沢湖には魚が住めなかったように、環境に与える影響も大きいのです。‥今の田沢湖は、人工的に中和されて魚も住んでますけど。
一応、温泉の基本ですので、参考にしてください。
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