東北な温泉
温泉突進レポート

赤湯元湯

(赤湯温泉)


〒999-2211 山形県南陽市赤湯754-2 TEL.0238-40-2925

入浴 200円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし
2008年10月新設

 9月、山形市から国道13号線を南へ。と、やがて、ブドウ畑が山肌にチラホラと現れたかと思うと、その目線を下げた道沿いにはブドウの直売所が店を開けており「もうブドウが売られているんだな~」と。それらはまた、赤湯温泉が近いことを知らせるサインなんですよね~。と、それから少し行けば、すぐに温泉街へとたどり着き、その中心部にある公衆浴場「赤湯元湯」へ、とっとと突撃致したのです。

 施設はメインストリートのある表側がシャレた造りの赤湯温泉観光センター「ゆーなび・からころ館」で、それは庄屋の建物を移築してお土産屋さんや足湯等に改築したもの(何故か広間あり)。その裏側にあるビルっぽい建物が、今回目的の温泉浴場になっております。
 館内に入り券売機システムにて受付を済ませ、待合所がある1Fから2Fへ階段にてゴー(エレベーターもあり)。

 浴場脱衣所へ入ってみましたら、誰もいないだろうと思った平日のお昼頃でも5,6人のお客さんが入浴中で、あれ~? 案外お客さんがいるな~とセキュリティー面がちょっと心配になり、普段は使わないロッカー(100円で戻しあり)に貴重品などを入れて浴室へ。‥実は財布には千円札が1枚のみなんですけどね~。

 浴室内には、すりガラスの窓側に2つに分かれたコンクリート造りの浴槽があり、それぞれ別の源泉が投入されているらしく、また、どちらも掛け流しになっているようでした。

 浸かってみたところ、右側の小さい方のお風呂は、ほぼ無色透明で、綿状の白い湯ノ花が舞い、肌をこするとちょっとスベスベする弱アルカリ性のお湯なのです。匂いはわずかに硫黄臭があり、またかすかにビニール臭もあるような。左側の大きなお風呂は、同じようなお湯ですが、湯ノ花は無く、匂いは焦げ臭い匂いが微妙にあって、また中性の肌触り。んと、小さい方のお風呂が湯船に対する湯量も多く、気持ち良いんじゃないですかね~。

 そんなことを思いながら、カランのお湯でタオルを絞って体を拭いていると、タオルから程よい硫黄臭がしてきて、カランのお湯も温泉なのかな~と。‥あとは、そうそう、アチコチに「~しないでください」の掲示があって、ちょっと苦笑いでございましたのです。

①<小さい方> 泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:湯川原源泉 52.0℃ pH8.2

ナトリウム 240, 塩素 363, フッ素 3.1, 硫酸 597, 炭酸水素 133(分析:平成26年)


②<大きい方> 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:源泉貯湯槽 60.4℃ pH7.3

ナトリウム 514, カルシウム 157, 塩素 933, 硫化水素 1.5, 硫酸 133, 遊離硫化水素 0.8(分析:平成26年)


※掛け流し、加水、毎日入れ替え、シャワーも温泉


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©東北な温泉1609 , Update:2024/09/17