東北な温泉
温泉突進レポート

滝の湯

(天童温泉)

〒994-0025 山形県天童市鎌田本町1-1-30 TEL.023-654-2211

入浴 1,000円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 11月、天童温泉の奥の方、でもちゃんと大駐車場と共にある大きな観光ホテル「滝の湯」にやって参りました。で、中に入り受付を済ませると、浴場は別館にあるということで、豪奢な中庭を囲むようにある長い廊下を渡り、別館1Fの大浴場へと向かいます。と、外から見た時は只のビルディングっぽいたたずまいでしたが、入館してみるとそれとは違い、趣と格式のある、また奥行きと迷路間のある飽きない施設なのです。

 そうそう、関山峠を越えて東根に入ると、冠雪して眩しく綺麗に光る月山が前方に現れ、それは人々のココロを一瞬で清らかに。おのずと、あの歌が聞こえて来て(サザンの勝手にシンドバッドのメロディーで)「月山が見えてきた~♫ 俺の家も近い~♪」(山形県人なら)。
 もとい、それから浴場に突進してみましたら、そこにはたいそう大きな内湯があり、その窓の外の少しの空間には露天風呂。その取って付けたような露天風呂は、塔のような大岩が並べられた豪快な壁で外側が囲まれており、それが見事な演出。取って付けた感が無くなり、マンザラでもない感じになっておりましてね~。

 お湯は無色透明で、匂いはほぼ無く(内湯は塩素臭が少々)、中性の普通の肌触りになっております。内湯ではオーバーフローは見られませんでしたが、露天風呂はオーバーフローあり。

 え~と、露天風呂の方が鮮度が良いようで、それはおそらく掛け流し。お湯の説明書きを見ると、「投入時は高温なので加水し、その後に循環加熱」とあるので、露天風呂は小さいので掛け流しにでき、内湯は大きすぎて源泉投入量だけでは温度が保てないのかな~と(知らんけど!、大阪言葉出動)。

 その後しばらくすると、どこからかお爺さんがやって来ました(ただのお客さん)。と、その方は常連さんらしく、お風呂のどこからでも見える位置の脱衣棚を陣取り、衣服などを置いております。そう、ここは脱衣所とお風呂の境がガラス張りのニコニコセキュリティー(勝手に命名)。安心なんですラ~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:8号・9号・10号源泉合流貯湯槽 54.8℃ pH7.9 ★硫酸イオンの多い温泉

ナトリウム 288, カルシウム 209, 塩素 133, フッ素 3.1, 硫酸 919(分析:令和3年)冷却のための加水、が、その後に循環加熱




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©東北な温泉2311 , Update:2024/09/17