東北な温泉
温泉突進レポート

やまぶし温泉 ゆぽか

(鶴岡市)


〒997-0157 山形県鶴岡市羽黒町後田字谷地田188 TEL.0235-62-4855

入浴 450円
入浴、休憩(広間別途)、食事
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 6月、鶴岡から月山・羽黒山へ向かう途中に、目立って建つ大きな日帰り温泉施設「やまぶし温泉 ゆぽか」に立ち寄ってみました。

 そこは庄内平野の田んぼの中、もうすぐ山並に入ろうかという手前。そこにちょっと近代的で公共物らしい、少々イカツイ施設が待ち構えておりましてね~。中に入ると、すぐに受付兼・お土産屋兼・待合所的にしつらた広いホールがあり、その脇の券売機システムで受付を済ませて突進致します。

 あ、そうそう、宮城から尾花沢~新庄~酒田と回って来ましたら、傍らにいつも見えている残雪月山がキレイでございまして。また新庄からは、これまた残雪の鳥海山に切り替わり、旅人の目を楽しませておりましたのです。
 と、受付から浴場までの道のりを楽しむ間もなく、すぐそこに男女別浴場の暖簾が掛かってあり、すぐに到着し、なんだか味気ないとも。

 さて、広~い脱衣所を抜けた先の浴場には、窓側にとっても大きな内湯があり、そこには無色透明のお湯が豊富に注がれ掛け流されております。で、湯船の底からのブクブクやら、湯船の横からのジェット水流やら、寝湯のジャグジーやらがあり、案外たくさんのオジサン(お爺ちゃん)達で大繁盛しているようでした。中でも寝湯が一番よろしく、足裏から背中・腰まで、安楽にほぐしてくれるもので、これが最高なんです。

 お湯はカルシウムがトテツモなく多くて、肌をこするとメッタリとくっつく感触を呈しており、ほとんど匂いはないですが、ほんのかすにアブラ臭が感じられる、なかなか珍しいお湯でありました。

 え~と、露天風呂は大岩で囲まれたもので、その露天も内湯も湯船の底石がザラザラとして滑らない石造りになっており、安全でとってもようございますね。今日はドカぴんの晴天、久しぶりの全裸の日光浴、長距離・強行日程で、水分と体力とお金(冗談だってば)を使い果たし、心地よい疲れに。いや、このシチュエーションなら湯上り後、スポーツドリンク1本は必須ですがな~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性弱アルカリ性高温泉 源泉:羽黒町源泉 62.2℃ pH7.6

ナトリウム 4115, カルシウム 3234, 塩素 11350, 硫酸 519(分析:平成25年)



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©東北な温泉1706 , Update:2024/09/17