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麺匠・玄龍

(仙台のラーメン)
〒982-0003 宮城県仙台市太白区郡山4-14-13
駐車場 隣りに5台+仲間縦列

醤油らーめん 680円、塩らーめん 730円

※いつのまにか引っ越していました。
宮城県仙台市太白区長町7丁目20-5 TEL.022-796-2511
ララガーデン長町3F(ザモール長町の隣)

 12月、仙台の南の方へ。

 と、ネットの人気ランキングなどに騙されては出かけ、がっかりしたり、うなったり、と様々な目に遭う今日この頃。となれば、やっぱり自分の鼻が一番と、ラーメンの画像だけを目にして、その透き通ったスープに神秘を感じ、この「玄龍」にやって来たのです。

 ここは、仙台バイパス(R4)を南へ行くと、右側車線の強制右折に戸惑う、鹿の又交差点からすぐの住宅街にあるラーメン屋さん。

 来てみましたら、一般民家の半分がラーメン屋さんになったような、目立たない店構え。平日の開店直前に突撃すると、既に2台の車が、まだかな~と首を長くして待っているところ。そして、時間になると呼びに来てくれるみたいで、みなさんがゾロゾロッと車から出てまいりました。
 して店内には小上がり座敷が2つと、カウンター4席の案外せまい空間ですが、きれいにしてあり、居心地は悪くありませんことよ~。

 で、自分が醤油らーめん、MGが塩らーめんを頼みますと、そこはせまい空間、カウンター席に座った私どもから厨房が直見えで、見ている自分たちが逆に気恥ずかしいくらい。んで、ジロジロ見ていいものやら、見ないふりするのがいいのやら。

 そんな空気に戸惑ったしばらくの後、できあがった醤油ラーメンを一口飲んでみると、む、それは今までに無い変った風味で、これがアゴだし(飛び魚のダシ)の風味なのか。それを、2口、3口と味わっていくと、慣れたのかやがて手作り醤油のような安心する風味に変り、身も心もラーメンワールドへいざなわれ、夢中ですすっていたのでありました。

 そんで、麺は少し白い細ストレート麺で、ほんのり芯があるような硬さで、これもおいしゅうございます。細いメンマが麺と一緒に食べても違和感が無く、味の濃いチャーシューが薄味のスープにひと味、アクセントを加えておりました。

 この匠の円熟したラーメンを若者がこしらえていたのには、ちょっと違和感を覚えるくらい。して、くやしいような、うらやましいような、そんな心持ちにさせるラーメンなのでありました。‥塩ラーメンを食べたMGの顔も、幸せそう。

p.s.
 2015年、店主は故郷の盛岡に行ってしまい、こちらの仙台のお店は分店みたいになったようです。


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©東北を行け1012 , 18rw , Update:2024/09/17