東北を行け
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厳美渓・郭公だんご

(一関の名勝とベツバラ)
郭公屋:岩手県一関市厳美町滝の上211 TEL.0191-29-2031
店舗(郭公屋)の駐車場:店舗裏に4台、その向かいに数台
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※その後にレポートした厳美渓2も参考に‥


 10月、久しぶりにやって来ました「厳美渓(げんびけい)」のお昼過ぎは、沢山のお客さんでごった返しており、戦意喪失して一旦引き上げ、温泉入浴後の夕方、再度訪れてみたのです。相変らず景観は素晴らしいですが、昔より岩場の立ち入り禁止区域が増えているようにも。

 で、厳美渓の中心部の岩場では、定番の「郭公だんご」が健在でして、次から次へと注文の籠が、渓谷に張ったロープを行き交います。籠の中にはダンゴの他に、紙コップに入ったお茶なども乗せてあり、何故かこぼれない不思議なロープなのです。自然に身を(カゴに)任せれば、意外にうまく行くってことなんですかね~。

 あ、蕎麦屋の出前用スーパーカブの荷台に乗っている出前機、あれと同じ原理。

 それから、観光客があまり行かない下流に吊り橋がありまして、それを渡り始めると、ちょっと怖がりのあなたを驚かそうと、連れが吊り橋を揺らすのが定番となっておりますねん。

p.s.
 駐車場は、近くの「道の駅・厳美渓↓」に止めてもよいですし、川沿いを東に500mほど下がったところにある市営無料駐車場&トイレ(自然休暇村管理センター)も近いです。まあ、おみやげを買うなら駐車無料のお店もたくさんありますけどね。

 渓谷の脇の道路側にある「郭公だんご」のお店(郭公屋)に入ってみましたら、店内でダンゴが食べられるようになっており、ダンゴ1人前(ごま、あんこ、しょうゆ)+セルフのお茶+おしんこ付き300円が、安くて人気なのです。

 店内で食べながら、渓谷の対岸で空飛ぶダンゴを注文するお客さん達を眺めていると、実に楽しくて‥(こちらは暗いので向こうからはよく見えない)。向こうが舞台でこちらが客席、てな具合いなんですのよ。観光客を見る観光という、世にも珍しい特等席なんでございます。

 あと、岩場からお店の2階に見える(等身大っぽい)お爺さんの人形は、初代(明治40年から)のお爺さんなんだとか。現在のおじさん(4代目)がそっくりなんですよね~。

p.s.
 この空飛ぶ団子、難しいのは降下させるときのブレーキ具合。毎回違う塩梅になるそうで、機械では無理なんだと。



道の駅・厳美渓このurl
岩手県一関市厳美町字沖野々220-1

・和風もちセット 850円
 もちは本物(もち米100%)で、8種類のタレがかけてあって、味の方はまあ普通です。

・串コン 1本 100円
 道の駅の屋台で、元気のよいオジサンが売っていたもの。昔のマンガに出てくる「おでん」の形をした、よく味の染み込んだコンニャクで、意外と旨し。先頭に玉コン、その後が三角コン3つ。1本じゃ足りんなー、こりゃ。
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©東北を行け0310 , 17rw , Update:2024/09/17