東北を行け
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最上川・舟下り

(芭蕉の句が有名)
〒999-6401 山形県最上郡戸沢村大字古口86-1 TEL.0237-56-3535
乗船料 1970円、車代行 2500円(バスもあり)

 9月、最上川の舟下り船へ。はい、到着後、次の船が出るまで少し待ちました。

p.s.
 (そのときは)舟下りの前に、乗船場近く(新庄側)のコンビニ(サンクス)に立ち寄ると、なんと乗船前売り券が通常より190円安く売られていて。人数が多いとバカにならんのですよね。下流で船を降りた後の帰りは、路線バスなどで帰る方法もありましたが、降船場まで車を運んでくれる「車代行」2500円を、ふんぱつして支払うことに致しました。なんだかんだとお金が。
 と、まだ暑さが残る日々、川面に浮かぶ葉っぱのごとく最上川を船で下りますと、吹き抜ける風がとても気持ちよく、舟下りが意外に良いものであると実感致しました。そしてまた、両側を流れる岸の景色もようございます。

 この大河の両脇は人を寄せ付けない原生林がまだ残っているそうで、珍しい杉の原生林なども見られ、それは人が植えた杉よりもモコモコとしていて、まるで松のようでした。

 で、小一時間ほどの行程は、船頭さん(おじいちゃん)が山形なまりをまじえながら面白おかしく語り、自慢のノドを披露しながら案内して行きます。

 して、30分程行くと、途中トイレ休憩と称して、お土産屋&軽食処の前に舟をつけるのです。誰も買わんのではないかと心配していると、ちゃんと利用してくれるお客さんがおり、内心安堵。

 お決まりの集合写真は、途中の崖の上で待っている〝ニッコリした〟とってもカップクの良いお兄さんが撮影。言葉で表現できないのですが、なんだか そのお兄さんがおかしくて笑ってしまい。んー、自分だけじゃなく、みなさんもクスクスと。

 そう、最上川は昔、交通の大動脈だったに違いありません。そんな時代の頃をイメージさせる解説もあれば、もっと感激できたかもと。あと、夏の終わりの黒々とした緑は、すこし残念なところでもありますけど。淡い緑の春、紅葉の秋、きっと最高なんでしょうね。‥んと、船頭さんは三十数人いるそうです。

メモ)
 芭蕉の句「五月雨を集めて早し最上川」。最初(船の雰囲気がないので)川の傍らで詠んだと思ったのですが、どうも船に乗って詠んだのだそうで。それを聞くと妙に急流を下る臨場感が、ふつふつと湧き上がって来ました。
 ちなみに、船に乗る前には「あつめて涼し最上川」と詠み、それを後で直したそうですね~。


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©東北を行け0509 , 17rw , Update:2024/09/17